『夢の再構築』:オバマの元顧問バン・ジョーンズが語るホワイトハウスでの体験と右派の中傷攻撃

2012/4/3(Tue)
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バン・ジョーンズは、米政府で環境保全をめぐる雇用創生の特別顧問職でしたが右派による組織的中傷によって辞任させられました。彼は、オバマ大統領の元スタッフで初めて本を出版した人物です。Rebuild the Dream(『夢の再構築』)と題されたこの本は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺の記念日に出版される予定です。オバマは2009年に、ジョーンズを顧問として任命しましたが、ジョーンズは当時のフォックス・ニュースの司会者グレン・ベックが先頭に立って行った攻撃にさらされて辞任しました。彼は新著の中でそのときの体験を記し、政権内部者と草の根レベルで社会変化を後押しする外部者の両方の立場に立った特異なキャリアについて語っています。「草の根の外部者から、6ヶ月の間米政府の内部者になり、再び草の根の外部者になった人間は、おそらく米国で私だけでしょう」と、ジョーンズは言います。「米政府の中にいたとき、そしてその後に私が目撃したのは、ホワイトハウスの内部、ワシントンの政界内部いる者たちと、彼らの選出を助けた外部者たちとの間にある非常に大きな誤解、そして前向きな変化への機会を大きく逃したことでした」。ジョーンズはさらに、将来への戦略についても語ります。

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