映画「ザ・インビジブル・ウォー」:新作映画で明らかになる米軍内の蔓延する強姦、性的暴行

2012/1/30(Mon)
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軍が発表した報告書によると性的暴行被害件数は昨年30%増加し、そのうち18歳から21歳の現役女性兵士が被害者の半数以上を占めていました。本日は、米軍内で横行する兵士の性的暴行に迫り、ユタ州パークシティーで行われたサンダンス映画祭で今年度の観客賞を受賞した新作ドキュメンタリー映画「ザ・インビジブル・ウォー(The Invisible War)」に出演した2人の被害者、トリーナ・マクドナルドとコーリ・チオカに話を聞きます。「被害者の数だけでなく、被害者の取材をし始めてから、彼らの話にショックを受けました。高い理想を掲げていた人たちです。彼らは国のため尽くしたいと軍に入りました。彼らは素晴らしい兵士でした。そして彼らは暴行された時、彼らは名乗り出る勇気を持っていました。たとえ、多くの人が止めたにもかかわらずにです」とアカデミー賞ノミネート経験のあるこの映画の監督、カービー・ディックは語ります。

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