ジャーナリストのクリス・ヘッジズ NDAA法で認められた米国市民の無期限こう留をめぐりオバマ政権を告訴

2012/1/17(Tue)
記事番号: 
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ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストのクリス・ヘッジズは、世界中のどこでもテロ容疑者とみなす誰でもを容疑も裁判もなしでこう留する権利を軍に与える、問題の条項を含む国防権限法(NDAA: the National Defense Authorization Act)の合法性に異議を唱えて、オバマ大統領とレオン・パネッタ国防長官に対する訴訟を起こしました。同法の条項のいくつかは非常に広範に書かれており、ヘッジズのようにテロ関連問題を報道するジャーナリストが、敵対勢力を支持しているとして、対象に含まれる可能性を言う批評家もいます。「これは明らかに違憲です」と、同法についてヘッジズは言います。「これは、我々の民主主義に対するとても大きな、実にひどい攻撃です。同法は、米国内の治安維持から軍隊を遠ざけてきた200年以上の法律を覆すものです」。現在ネイション・インスティテュート(Nation Institute)の主任研究員であるヘッジズに話を聞きます。彼は、ニューヨークタイムズ紙の元海外特派員で、同紙の世界的テロリズムの報道により2002年のピュリッツァー賞を受賞した報道チームのメンバーでした。ヘッジズの代理人として、ニューヨーク州南部連邦地裁に訴訟を起こした彼の弁護士カール・メイヤーからも話を聞きます。

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