「インターネット検閲はすべての人に影響する」 レベッカ・マッキノンが語るオンラインの自由を求める世界的な闘い

2012/1/17(Tue)
記事番号: 
2

> 米議会で進行中の、論議を呼んでいる二つのインターネット海賊行為防止法案に対する抗議が高まる中、近刊予定のConsent of the Networked: The Worldwide Struggle for Internet Freedom(『ネットーワーク化の同意:インターネットの自由を求める闘い』)の著者であるレベッカ・マッキノンに話を聞きます。「インターネット時代に民主主義を存続させたいと願うなら、インターネットが民主主義と両立する形で発展することを確実にすることが本当に必要です」と、マッキノンは言います。「つまり、物理的な世界でわれわれが期待するのと同じ権利が電子的生活上でも付与されることを確実にするため、消費者やインターネットユーザー、投資家としてだけでなく、投票者としてもわれわれの力を行使すると言うことなのです。」彼女は、インターネットが人々に可能性を開いているという話の裏には、企業と政府による市民の自由への静かな侵食がもっとたくさんあると論じています。

共有します