インターネット・アーカイブのパイオニアが語るデジタル時代の歴史の保存

2011/8/24(Wed)
記事番号: 
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インターネット・アーカイブのパイオニアであるブルースター・ケイルとリック・プレリンガーが、これまでに発行されたすべての書物の実物の図書館とデジタルな図書館の両方を作り上げる努力に関して話し合います。「アレクサンドリア図書館【訳注:紀元前300年ごろに世界中の文献を収集することを目的として建設された】の第2バージョンを作ろうというのがコンセプトです」とケイルは言います。「1ページにつき10セント、あるいは1冊につき30ドルほどで画像ファイルを作って誰でもアクセスできて検索できるようになります」。また彼らのホームムービー・プロジェクトについても話してくれます。「ホームムービーはすごいですよ。商業的な表現じゃなくてパーソナルなところが」とプレリンガーも言います。「彼らは歴史を目撃証言する者たちです。単に素晴らしい出来事を目撃しているだけではなく、日常生活の歴史の証人でもあるのです」。そうしたアマチュアビデオは撮影した家族から譲り受けたり、売却される家屋から収拾されたりいろいろな方法で集められています。

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