ハネウェルのウラン濃縮工場 スト破りを使って安全性を求める組合員を弾圧
2011/4/26(Tue)
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4月25日ハネウェル社の株主総会で、イリノイ州メトロポリスにある同社のウラン濃縮工場が、従業員と一般市民を危険にさらしているとして、数十人の労働者が抗議行動を行いました。軍需産業大手のハネウェル社は3月、危険な放射性廃棄物を許可なく保管していたことで有罪を認めました。オハイオ川付近の同社工場の裏で、高濃度の放射線を含む泥が入ったドラム缶をのざらしにしていました。工場の労働者らはハネウェル社に対し、問題を何度も通告したと言います。多くの労働者は鉄鋼労働組合連合のメンバーで、この件によって同社が組合解体を望むようになると感じています。メトロポリス工場では200人以上の労働者が、職場の安全基準、経済、勤続年数の問題をめぐって同社との契約交渉が行き詰まり、2010年6月以来失業中です。イン・ディーズ・タイムス誌のためにこの件を広く取材した労働問題ジャーナリストのマイク・エルクに話を聞きます。
