チュニジア、エジプト、次はイエメンか? イエメン大統領が30日以内の退陣を約束

2011/4/25(Mon)
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イエメンで長期にわたり同国大統領の座にいたアリ・アブドラ・サレハが、3か月に及ぶ抗議デモを受け、近隣アラブ諸国の提案を受け入れて数週間以内に退陣することを決めたと報道されています。サレハ大統領が実際に退陣すれば、北アフリカ・中東地域での指導者の退陣はこの3か月で3人目となります。しかし国民の多くは大統領のこの約束を信じておらず、イエメンではデモが引き続き行われています。25日にも、タイズで治安部隊が発砲し、少なくとも10人が負傷しました。独立系ジャーナリストで、ニューヨーク。タイムズ紙の取材のために滞在していたイエメンから帰国したばかりのローラ・カシノフに話を聞きました。

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