ルイジアナ州刑務所の元囚人 刑務所内の性的暴力を暴露してジョージ・ポーク賞を受賞

2011/4/7(Thu)
記事番号: 
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ウィルバート・リドーは2005年に釈放を勝ち取るまで、アンゴラ・ルイジアナ州立刑務所に44年間収監されていました。彼は服役中、囚人たちが発行する新聞「アンゴラの住人(Angolite)」の編集長を務め、ジャーナリストとして数々の賞を受賞しました。1979年には、刑事裁判と刑務所制度に関する公衆の理解を助けるために傑出した貢献をし、ジョージ・ポーク賞の特定分野報道部門で受賞しました。それから30年以上がたちましたが、リドーは4月7日、第62回ジョージ・ポーク・ジャーナリスト賞授賞式で表彰されることになっています。「1979年には、(刑務所の職員は)刑務所内での性的暴力は同性愛者つまりゲイがやることだとしていましたが、 性的暴力について、私は実情を語りました。それは同性愛者つまりゲイが行うものではなく、往々にして彼らはむしろ被害者です。 レイプや暴力を行うのは異性愛者であり、刑務所当局の暗黙の了解のもとに行われていました」とリドーは語りました。

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