医療擁護運動家 共和党によるメディケア民営化とメディケイド形骸化計画を非難

2011/4/7(Thu)
記事番号: 
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共和党の2012年度予算案における最大の予算削減は、栄養問題、学生ローン、そしてとりわけ医療費など、貧困者を支援するプログラムで行われることになっています。予算案に盛り込まれたもっとも大きな抜本的改革では低所得者向けメディケイドと高齢者向けメディケアの形骸化が行われることになります。高齢者向けメディケアは元来皆保険制度だったものを、民間保険会社による高齢市民向けの一保険制度にし、また低所得者向けのメディケイドのほうは、州への包括的な給付金制度に変換することによって、8千億ドルを削減するとされています。メディケアは現在、4800万人の高齢者と身障者の大半に医療費をまかなっており、世論調査によれば圧倒的な数の米国人は削減に反対しています。メディケア権利センターの所長ジョー・ベイカーとニューヨーク・コミュニティサービス協会のエリザベス・ベンジャミンに話を聞きます。

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