パレスチナ人平和活動家の指導的人物で舞台監督のジュリアノ・メル=ハミスがジェニンで殺害

2011/4/5(Tue)
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パレスチナ人、そして世界中の芸術家や平和活動家が、パレスチナの創造的な非暴力抵抗の中心人物の死を追悼しています。パレスチナの子供たちのための劇場を創設したジュリアノ・メル=ハミスは4月4日、ヨルダン川西岸のジェニンで覆面の襲撃者らによって殺害されまました。メル=ハミスは、彼の「ジェニン自由劇場」の活動に対し、パレスチナ過激派から多くの殺害脅迫を受けていました。同劇場はパレスチナの若者たちに、映画や写真、美術、演劇などの芸術を通して自らを表現することによってイスラエルの占領下での困難な生活に対処していくことを助けてきました。ジェニン自由劇場の演劇学校の監督で、メル=ハミスと長年密接に活動したナビール・ラエ、そしてニューヨークを拠点とするフレンズ・オブ・ジェニン自由劇場の設立者兼取締会代表でジェニンでのプログラムにも密接に関わったコンスタンシア・“ディンキー”・ロミリーに話を聞きます。

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