ガザ進攻の「ゴールドストーン報告書」、執筆者が一部を撤回

2011/4/4(Mon)
記事番号: 
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2008-2009年のイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区攻撃についての「ゴールドストーン報告書」の主執筆者が、報告の主要な一部を撤回しました。1日付のワシントン・ポスト紙の社説で、リチャード・ゴールドストーン判事は「(イスラエルは)意図的に民間人を標的にしたのではない」と語っています。イスラエルは現在、民間人数百人を含む1400人のパレスチナ人、そしてイスラエル人13人が死亡するに至った衝撃的な戦争に関するゴールドストーン報告を撤回するよう、国連に呼びかけています。ジョージ・ゴールドストーンの立ち位置について考えるために、アダム・ホロウィッツとリジー・ラトナーに話を聞きました。2人は国連による調査書「ゴールドストーン報告:画期的なガザ紛争調査の功績」の一部の編集に携わりました。ホロウィッツは「ゴールドストーン判事は実際のところ、報告書のほんの一部についてのみ言及したのです。つまり報告書の大部分の正当性は変わらず、判事は依然として報告書を支持しているということだと私は考えています」と述べます。

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