COP15会場から主要環境団体を締め出す国連

2009/12/16(Wed)
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10分

COP15会議は第2週目に入り、会場周辺の取り締まりが強化されました。すでに逮捕者は1500名を超え、デンマークでもかつてない警察の横暴が起こっています。COP15会議場からは100人を超える市民活動家たちが取り締まりに抗議していっせいに退出し、外部の市民団体に合流して「市民会議」を開催する動きもありました。

12月16日には、国連がいくつかのNPOの出席資格を一時停止し、会場から締め出しました。対象になったのはFoB(フレンズ・オブ・ジ・アース:Friends of the Earth)、チクタク(Tck Tck Tck)・キャンペーン、アヴーズ(Avaaz)、ワールド・ビジョン(World Vision)、ビア・カンペシーナ (Via Campesina)など主要な環境活動団体です。著名なナイジェリアの環境活動家ニモ・バッセイが警備員によって会場から退去させられるところを直撃インタビューしました。

*ニモ・バッセイ (Nnimmo Bassey)
 ナイジェリアの環境活動家、FoB(フレンズ・オブ・ジ・アース)インターナショナル議長。

参考URL:
Nigerian Environmentalist Nnimmo Bassey: The Global North Owes a Climate Debt to Africa

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字幕翻訳:桜井まり子/校正・全体監修:中野真紀子・付天斉