ヒューマンライツウォッチ:米国から強制送還されたエルサルバドル人亡命希望者200人が殺害 レイプ 拷問された
2020/2/7(Fri)
記事番号:
3

少なくとも200人のエルサルバドル人が米国で亡命を希望したものの本国に強制送還され、その後、殺害、レイプ、拷問されたという衝撃的な事実を載せた報告書が出ました。ヒューマンライツウォッチの調査によれば、2013年から2019年の間に、エルサルバドルに強制送還された人のうち138人ほどが、ギャング、警察、兵士、死の部隊、または元配偶者の手で殺害されていました。その大多数は強制送還後2年以内に殺害されており、加害者は彼らが米国に亡命申請したときに挙げたものと同じでした。コロラド州デンバーから、ヒューマン・ライツ・ウォッチの主任研究員クララ・ロングと話をします。またエルサルバドルとつないで、「アルトゥーロ」と話します。アルトゥーロはエルサルバドル人で、19年間アメリカに住んだ後に本国に強制送還されました。彼は身の安全のために本名は伏せています。
