データ会社ケンブリッジ・アナリティカの新たな文書の数々を公表した内部告発者ブリタニー・カイザーにインタビュー

2020/1/7(Tue)
記事番号: 
1

米国の2016年の大統領選から英国のEU離脱推進運動、そしてマレーシア、ケニヤ、ブラジルを含むその他60カ国以上の選挙において、怪しげなデータ会社ケンブリッジ・アナリティカが、世界中の有権者をいかに操作してきたかについての新たな詳細情報が明らかになりつつあります。一連のケンブリッジ・アナリティカの内部文書とEメールがツイッターに新たに投稿され、トランプ大統領の国家安全保障担当前補佐官ジョン・ボルトンとの仕事を含む、同社の活動内容の詳細を語っています。こうした文書は、ケンブリッジ・アナリティカの内部告発者ブリタニー・カイザーが漏えいしたものです。彼女は2018年に退職するまで同社で3年半働いていました。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の最終選考に残った『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』の共同監督ジャハニ・ヌージャイムとカリム・アーメル、この映画の主題となったケンブリッジ・アナリティカの内部告発者でTargeted: The Cambridge Analytica Whistleblower’s Inside Story of How Big Data, Trump, and Facebook Broke Democracy and How It Can Happen Again(『標的:ビッグデータとトランプとフェイスブックが民主主義を破壊した過程と再びそれが起こる理由』)の著者ブリタニー・カイザー、そしてバード大学の人権分野の客員研究准教授でPropaganda Machine: Inside Cambridge Analytica and the Digital Influence Industry(『プロパガンダ・マシン:ケンブリッジ・アナリティカとデジタル関連産業の裏側』)を近刊予定のエマ・ブライアントに話を聞きます。

共有します