過剰予約の便から支払い済みの客を暴力的に引きずり降ろしたユナイテッド航空に非難殺到
2017/4/11(Tue)
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ユナイテッド航空は4月9日、警備員たちによって無理やり降機させられた医者を映した映像が広まったことで、大規模な批判に直面しています。これは同社が一部の乗客に過剰予約された便からの降機を求めたことで起こりました。この便は、シカゴのオヘア国際空港からケンタッキーのルイビルに向かう予定でした。自発的な降機を志願する人が誰もおらず、69歳の男性が強制的に飛行機から降りるよう選ばれたました。彼は、自分は医者で翌朝にケンタッキー州にある病院で患者たちを診察する必要があると言って抗議しました。ワシントンポスト紙は、「彼は、『自分は中国人だから選ばれたんだ』という内容のことを言っていた」と話す同乗者について報じています。その後、他の乗客がたちが叫ぶ中、この男性はシカゴ航空局の警備員たちに通路を引きずられていきました。一度引きずり降ろされた後、男性は無理やりおろされた際のけがで出血したまま、走って機内に戻ろうとしました。そして男性はもう一度、強制的に引きずり降ろされました。全米黒人地位向上協会の弁護基金の代表で顧問のシェリリン・イフィルと、シアトル警察署の元署長で、To Protect and to Serve: How to Fix America’s Police(『市民を保護し、市民に奉仕する:米警察の改革に向けて』)の著者ノーム・スタンパーに、さらに詳しく話を聞きます。
