10年以上にわたりビリー牧師は、「買い物をやめろ教会」(Church of Stop Shopping)と共に、娯楽のための消費、そして最近では気候災害に抗する熱心な伝道活動を行ってきました。例年のブラックフライデーに、ニューヨーク市のメイシーズ百貨店で、押し合いへし合いする買い物客に向けて挨拶する彼らの姿がよく見受けられます。でも2013年のブラックフライデーはそうはいかないかもしれません。ビリー牧師は9月に、マンハッタンのJPモルガン・チェース銀行で、同銀行の環境に関する記録と中米でのオレンジヒキガエルの絶滅に焦点を当てた15分間のミュージカル仕立ての抗議を行ったからです。彼は現在、第2級軽騒乱罪、第3級威力業務妨害罪、不届け集会、2件の治安紊乱行為で禁錮1年の実刑に処される可能性に直面しています。にも関わらず、彼と「買い物やめろ教会」のメンバーたちは、12月22日まで毎日曜日、ニューヨーク市でパフォーマンスを行っています。ビリー牧師は、ドキュメンタリー映画と同名の書籍、What Would Jesus Buy? (『イエスは何を買うだろう』)の主役でもあります。