デイリーニュース

  • スターリング殺害のビデオを投稿した退役空軍軍人 警察に逮捕され 26 時間拘束

    先週、警官によるアルトン・スターリング殺害のビデオがネットで急速に拡散しました。空軍退役軍人のクリス・ルデイがソーシャルメディアに投稿したビデオが、最初の1本になりました。友達の友達からビデオを入手したルデイはフェイスブックとインスタグラム、ツィッターで 1 万人ほどのフォロワーとシェアしました。ビデオが急速に拡散してまもなく、ルデイはドビンス空軍予備役基地で勤務中に拘束されました。警察はルデイに足枷を付けて職場から連行し、26 時間拘束しました。彼は交通違反の罰金 1200 ドル払った後、釈放されました。現在ルデイは、現在の就職に支障が生じるのではないかと懸念しています。

    dailynews date: 
    2016/7/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アルトン・スターリング殺害を撮影後 バトンルージュ市警に拘束された アブドゥラ・ムフラヒに聞く

    先週、警察の暴力に対する抗議は全米各地に拡がりました。数万人がデモに参加し、数百人が逮捕者されました。抗議行動の引き金となったのは、ルイジアナ州バトンルージュでアルトン・スターリング、ミネソタ州ファルコンハイツでフィランド・カスティルが警官の手で殺害された事件でした。今日の番組では、バトンルージュの事件のあまり注目されていない側面を取り上げます。アルトン・スターリング殺害時のショッキングなビデオを撮影し配信した人達の身に何が起きたのか。複数のビデオに、バトンルージュの警官がコンビニエントストアの前でスターリングを地面に組み伏せ、拳銃を胸に向けて発砲したようすが写されています。ビデオの1本を撮影したアブドゥラ・ムフラヒは、スターリングが死亡したコンビニ店「トリプル S 」の店主で、携帯電話で録画しました。ムフラヒはバトンルージュ市、バトンルージュ市警、および 4 人の警官に対して訴訟を起こしています。訴状によると、警察はムフラヒの携帯電話を取り上げ、パトカー内に数時間拘束し、令状なしに防犯カメラの映像を押収しました。また、訴状は、ムフラヒが家族や弁護士に電話するのを妨害したと主張しています。ムフラヒは不法監禁、所有物の不法押収に対する損害を求めるとともに、店の防犯カメラに写された録画を公開するよう求めています。アブドゥラ・ムフラヒと彼の弁護士ジョエル・ポーターから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 歴史家:憲法修正第2条の歴史を白人至上主義の歴史から切り離すことはできない

    オバマ大統領は7月12日、テキサス州ダラスで、7月7日に狙撃犯によって殺された5人のダラスの警察官の追悼式で演説する予定です。ダラス当局は、狙撃犯のマイカ・ジョンソンは、何らかの方法で半自動のSKSライフル銃、爆弾製造の材料、防弾チョッキ、弾薬などを溜め込み、自分の武器庫を作っていたと話しています。オバマ大統領は7月第2週末、全米で銃が簡単に入手できることは、警察と地元コミュニティーの対立を悪化させると警告しました。憲法修正第2条(個人が銃器を保有・所持する権利を保障する条項)の専門家であるジェラルド・ホーンに、クー・クラックス・クランの設立からブラック・パンサー党まで話を聞きます。ホーンは、ヒューストン大学の歴史とアフリカ系米国人研究の教授です。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 映画『ダイバージェント』のスター、シェイリーン・ウッドリーが語るバーニー・サンダース、民主党全国大会キャラバン、ハリウッドで意見を述べること

    フィラデルフィアでの民主党全国大会(DNC)を前に、テレビと映画で活躍する女優のシェイリーン・ウッドリーは、フィラデルフィアのDNCに人々を集める全米キャラバン運動を始めました。ウッドリーはこの運動を「DNCへ行こうキャラバン」(Up To US Caravan to the DNC)と呼び、多くのバーニー・サンダース支持者を含む草の根活動家たちをDNCに集めようとしています。ウッドリーは、テレビドラマ『アメリカン・ティーンエイジャー 〜エイミーの秘密〜』に出演し、『ダイバージェントNEO』や『きっと、星のせいじゃない。』を含む映画で主演しました。彼女はジョージ・クルーニーと共に主演した映画『ファミリー・ツリー』のアレックス・キング役でゴールデングローブ賞にノミネートされました。

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    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 映画製作者ジョシュ・フォックス:サンダースは民主党の政策綱領を左寄りに推し進めたが、我々はTPP、医療制度、ガザ問題には失敗した

    民主党政策綱領委員会は7月第2週末、フロリダ州オーランドで、7月末の同党の全国大会を前に最後の会合を開きました。クリントン陣営とサンダース陣営の代表が会ったこの会合で、今の時代で最もリベラルな民主党政策綱領と呼ばれる綱領が出来上がりました。この綱領の草案はフィラデルフィアでの民主党全国大会で批准されなければなりませんが、サンダースの勝利として、すでに広く宣伝されています。サンダースは2016年に入って、この委員会の5人のメンバーを任命しました。その中には、学者で人種正義活動家であるコーネル・ウエスト、有数の環境活動家で「350ドット・オルグ」(350.org)の共同設設立者ビル・マッキベン、ミネソタ州選出の議員で、「下院革新議員団」(House Progressive Caucus)の議長であるキース・エリソンが含まれていました。新しい政策綱領には、サンダースが求める最低賃金の時給15ドル、社会保障制度の拡大、環境への二酸化炭素の影響に対する炭素税が含まれています。受賞歴のあるドキュメンタリー映画製作者で、サンダースの代議員であるジョシュ・フォックスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • サンダースがクリントンへの支持を表明 彼は民主党政策綱領をどれくらい左寄りに推し進めたか?

    バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースは7月12日、ニューハンプシャー州ポーツマスの合同集会で、前国務長官ヒラリー・クリントンへの支持を表明しました。今回の集会から民主党全国大会の開催まで2週間もありません。クリントンは6月のカリフォルニア州の予備選での勝利後、同党の指名を確実なものにしましたが、サンダースは指名選挙での敗北を認めませんでした。その理由の一部は彼の選挙運動が民主党に、より進歩的な政策綱領を採用させるようかけている圧力を強くすることにありました。サンダースは7月10日、彼が「民主党の歴史上、最も進歩的な政策綱領」と呼ぶ綱領の採用を称賛する報道発表を発信しました。下院議員のキース・エリソン(ミネソタ州選出民主党議員)に話を聞きます。彼は民主党全国大会の政策綱領委員会のメンバーとしてバーニー・サンダースによって選出された5人の中の1人でした。「政策綱領は連邦最低賃金の件については15ドルと労働組合を支持する立場を取ります。政策綱領は、環境問題を含む広範な分野の立場を明らかにした、前進する進歩的なステップです」とエリソンは言います。「達成していないことは、フラッキングへの断固たる反対。それは綱領にはありません。他に達成していないこととしては、外交政策の領域で、もう少し良い結果が出せたであろう項目があります。

    dailynews date: 
    2016/7/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • キース・エリソン:フィランド・カスティルの殺害者を「漂白」された大陪審制度で裁くな

    ルイジアナ州バトン・ルージュではアルトン・スターリングが、ミネソタ州のファルコン・ハイツではフィランド・カスティルが警官に射殺された事件を受け、全米十数都市で、警察の横暴に対する抗議活動が沸き起こっています。先週末には、抗議活動で300人以上が逮捕されました。フィランド・カスティルの死は、ミネソタ州で昨年起こったもう一つの警官による射殺事件をめぐる大規模な抗議活動が冷めやらぬうちにやって来ました。警官によるジャマー・クラークの射殺事件です。当局は、クラークは、襲撃の報告を受けて駆けつけた警官らとの乱闘の末に頭を撃たれたと発表しました。しかし複数の目撃者が、クラークは手錠をかけられた状態で撃たれたと証言しています。ミネソタ州選出の民主党下院議員キース・エリソンに話を聞きます。エリソンは、民主党全国委員会の綱領起草委員会のメンバーとしてバーニー・サンダースが選んだ5人のうちの一人でもあります。

    dailynews date: 
    2016/7/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 死亡、虐待、性的暴行 野放しの民間刑務所移送産業の恐ろしい実態

    警察の横暴に対する抗議活動が全米に広がる中、ニューヨーク・タイムズ紙と「ザ・マーシャル・プロジェクト」(米国の刑事司法制度を扱う非営利オンラインメディア)によるショッキングな共同調査の内容が明らかになりました。刑事司法制度の知られざる一面に注目したこの報道は、身の毛がよだつと同時に、時には人命にもかかわる、民間の拘束者刑務所移送産業を調査したものです。毎年、数万人にのぼる逃亡犯や容疑者の移送が――多くは一度も有罪判決を受けていない人々です――、人間の移送を全米で展開する一握りの中小移送専門業者に委託されています。数千にのぼる裁判資料を調べ、現職のまたは辞職した警備員や幹部50人以上に取材した「ザ・マーシャル・プロジェクト」の2人の記者は、穿孔性潰瘍による2件の死亡例、性的暴行を受けた1人の女性、糖尿病の合併症の放置が原因で両足を切断しなければならなかった男性のケースを明らかにしました。調査を行った2人の記者、エリ・ヘイガーとアリシア・サントと、レンタカー返却の遅延で2014年に逮捕されたロベルタ・ブレイク、元民間刑務所警備員のフェルナンド・コロンに詳細を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • NY警察の非番警官によるデルローン・スモール殺害、新たなビデオ公開で怒り広がる

    警察の横暴に対する抗議活動が先週末、全米十数都市で沸き起こりました。数万にのぼる人々が街に繰り出し、道路や橋、ハイウェイを封鎖しました。逮捕者は全米で数百人に上っています。抗議活動は、2人のアフリカ系アメリカ人の男性が先週、警官によって殺されたことで火が付きました。ルイジアナ州バトン・ルージュではアルトン・スターリングが、ミネソタ州のファルコン・ハイツではフィランド・カスティルが殺されました。しかし全国のメディアでほとんど注目されていないもう一つの警官による射殺事件があります。7月4日、この日非番だったニューヨーク市の警官ウェイン・イサクが、武器を持っていなかったアフリカ系アメリカ人男性、デルローン・スモールを射殺した事件です。警察当局は当初、運転をめぐっていさかいとなったスモールが、警官のイサクの顔を殴ったと主張しました。しかし公開されたばかりの監視カメラの映像はその主張と食い違います。映像には、非番の警官が、スモールが車両に近付いて1秒もしないうちにスモールを撃つ姿が映っていました。デルローン・スモールの遺族を代弁する弁護士、ロジャー・ウェアラムに詳細を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 街の声:警官の暴力に抗議しニューヨークで数千人がデモ 40人逮捕

    ルイジアナ州バトン・ルージュでアルトン・スターリングが、ミネソタ州ファルコン・ハイツでフィランド・カスティールが警官によって殺害されたのを受け、警官の暴行に対する抗議が全土に広がっています。カリフォルニア州オークランドでは、州間高速道路880号線を1000人以上の人が何時間も妨害しました。そして、さらにデンバー、フィラデルフィア、ワシントンD.C.、アトランタ、バトン・ルージュでは何百人もの人々がデモ行進を行いました。ニューヨークで行われた大規模なデモ行進では40人以上が逮捕されました。デモ参加者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/8(Fri)
    記事番号: 
    5

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