スタンディング・ロックで4日、歓声が湧き上がりました。米陸軍工兵隊がダコタ・アクセス・パイプライン建設企業に対し、総工費38億ドルにのぼるプロジェクトの最終区間の建設許可を与えないことを決定、パイプラインの別の経路を検討すると発表したのです。しかし検討される代替ルートはどのようなものになるのでしょう。環境影響評価のプロセスはどうなるのでしょうか。ドナルド・トランプ次期大統領の就任後すぐ、この決定が覆される可能性はあるでしょうか。抵抗運動は今後、どのように進められるべきでしょう。先住民の環境団体「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)の全国キャンペーン代表のタラ・ホウスカに、こうした疑問をぶつけます。ホウスカはカウチチング先住民地区(カナダ)出身で、オジブワ族に属しています。