エイドリアン・マリー・ブラウン:読者世代に大きく影響したオクテイヴィア・バトラーの未来展望
2021/2/23(Tue)
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【21/2/23/3】先見の明を持っていた黒人SF作家オクテイヴィア・バトラーは、15年前の2006年2月24日に亡くなりましたが、彼女の影響と読者はそれ以来増え続ける一方です。バトラーの小説Parable of the Sower(『種蒔く人の寓話』)は2020年9月、彼女の作品として初めてニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに載りました。作家でオクテイヴィア・バトラーの研究者であるエイドリアン・マリー・ブラウンに話を聞きます。彼女は、バトラーは黒人の物語に普遍性を与える非凡な才能があったと言います。「彼女は黒人女性、黒人のフェミニズム、黒人の未来について書いたのですが、その書き方は人類すべてに訴えるものでした」と、ブラウンは言います。
