衝撃的な新たな暴露記事が出ました。米沿岸警備隊が、国際水域で逮捕した数千人の麻薬密輸容疑者たちを拘束し、米国の連邦裁判所にかけられるまで最大数カ月にわたって海上で投獄している様子が明らかにされています。こうした容疑者たちの多くは、ラテンアメリカの貧しい漁村出身の末端の密輸人です。海上で投獄されている間、彼らは甲板につながれ、風雨にさらされ、弁護士や家族への接触もできません。こうした投獄の増加は、元海兵隊大将のジョン・ケリーが国防総省の南方軍の司令官を務めた2012年から2016年に始まりました。ケリーは、国土安全保障省の長官を短い間務めましたが、現在はトランプ大統領の首席補佐官です。The Coast Guard’s ‘Floating Guantánamos (『沿岸警備隊の“海に浮かぶグアンタナモ”』)というタイトルの記事をニューヨーク・タイムズ・マガジンで発表したジャーナリストのセス・フリード・ウェスラーに話を聞きます。ウェスラーは、「ネイション・インスティテュート」(Nation Institute)の調査基金のパフィン研究員です。