デイリーニュース

  • ボパール大事故の生存者ら数百人、オバマのインド訪問に抗議

    ボパール事故の生存者ら400人以上のグループが、オバマのインド訪問に抗議しています。1984年に起きたボパールでの工業用ガス流出事故での死者は15,000人と見積もられています。当事者の企業であるユニオン・カーバイドは、現在ではダウ・ケミカルの子会社となっています。ダウ社は汚染された敷地の浄化、犠牲者への賠償追加、環境と公衆衛生への被害評価のための研究資金提供を求められています。インドはまた、事故後逮捕されてすぐに国外脱出した元ユニオン・カーバイド最高経営責任者のウォレン・アンダーソンの引き渡しを要求しています。
    dailynews date: 
    2010/11/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • オバマがインド訪問、優先は貧困問題ではなく大規模ビジネスと武器取引

    オバマ大統領は今日、インド国会両院の特別合同会議でスピーチを行い3日間のインド訪問を終えました。企業経営者ら250人が同行したオバマのインド訪問は、米国の輸出促進を目的とする10日間のアジア歴訪の一部です。一方、いくつかのグループがオバマ大統領のインド訪問に抗議しており、その中には左派政党や、1984年のボパールでの大事故の生存者、米国の農業助成が部分的に原因となって自殺した綿農家の家族らが含まれています。

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    ★ DVD 2011年度 第1巻

    「巨大市場インド」に収録
    dailynews date: 
    2010/11/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 毒殺されたインドネシア人活動家の未亡人、政府の殺害関与者の問責を国に要求

    インドネシア人の人権活動家で、インドネシア政府と軍批判で有名なムニール・タリブの事件を検証します。彼は2004年9月、オランダへ向かう飛行機の中で毒殺されました。彼の殺害に対して非番のパイロットが有罪判決を受けましたが、検察はインドネシア国家情報庁の関与を指摘した独自調査の結果は無視しました。夫の殺害に対する正義を求める闘いを先導している未亡人スシワティ・ムニールから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 独占放送:オバマのジャカルタ到着と米支援のインドネシア軍のパプア人標的を暴く秘密文書

    オバマ大統領は11月9日、10日間のアジア歴訪の2番目の訪問地インドネシアに到着しました。オバマが少年時代に同地で4年間を過ごして以来初めての公式訪問となります。ジャカルタから、調査ジャーナリストで活動家のアラン・ネアンから話を聞きます。彼は最近、1950年代から人権侵害に関与している悪名高きインドネシア陸軍特殊部隊コパサス(Kopassus)の秘密文書を公表したばかりです。オバマ政権は2010年初頭、米国によるコパサスの訓練を12年ぶりに解禁しました。オバマが人権を語る一方で、秘密文書はコパサスが教会や民間人を標的にしていることを指摘し、文書の中には西パプアの地元バプティスト派牧師を一番としてあげているコパサスの敵対者リストも含まれています。ネアンは自分のウェブサイトAllanNairn.comで、引き続き文書を公表していく予定です。
    dailynews date: 
    2010/11/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 南北戦争からイラク・アフガニスタン戦争まで 心的外傷性ストレス障害(PTSD)を追った新ドキュメンタリー

    新しいドキュメンタリー"Wartorn: 1861-2010"(『戦争が引き裂いたもの:1861年~2010年』)がこの11日の退役軍人の日に米ケーブル局HBOで放送されます。これは南北戦争から今日のイラク・アフガニスタンでの戦闘まで、米国史上における戦争が復員後も軍人たちに与える消える事のない影響を追ったものです。監督ジョン・アルパートとプロデューサーのマット・オニール、およびイラクから復員後に自殺した2人の兵士の親達に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニル・ローゼン 中東でのアメリカの戦争を記した自著『アフターマス』を語る

    独立系ジャーナリストのニル・ローゼンは2003年の米国のイラク侵攻以来ずっと中東を取材してきました。彼の最新刊Aftermath: Following the Bloodshed of America’s Wars in the Muslim World(『アフターマス(後遺症):ムスリム世界での米国戦争の流血を追う』)で、ローゼンはイラク、米国による占領、内戦、さらにヨルダンからシリア、レバノンに及ぶより広範囲での中東世界へのこの戦争の影響について詳細に記載しています。またアフガニスタンについても言及し、タリバンと行動を共にした自身の記録も収録。ほかに、独立系メディアの役割や米国の報道界の衰退に関しても書いています。
    dailynews date: 
    2010/11/10(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ハイチ系アメリカ人小説家の新作『移民作家は執筆中』

    ハイチ系アメリカ人の小説家エドウィッジ・ダンティカは Breath, Eyes, Memory (『呼吸,目、記憶』)、The Farming of the Bones(『骨の飼育』)、Krik? Krak!(『クリック?クラック!』)、 Brother, I’m Dying(『ブラザー、私は死んでいく』)はじめ、多くの著作を出版しています。スタジオで最新作Create Dangerously: The Immigrant Artist at Work(『危険な創作活動:移民作家は執筆中』)について語ってもらいましょう。
    dailynews date: 
    2010/11/11(Thu)
    記事番号: 
    5
  • ハイチのコレラ流行、首都に到達 米議会は援助金の発動を遅延

    ハイチのコレラ大流行は首都のポルトープランスに達しました。1月に多くの死者を出した地震以来、同市では、100万人を超える人々がいまだに住む家をもたず、混み合ったテント村で暮らしています。 一方、ワシントンの米連邦議会は3月にハイチに対して約束した11億5000万ドルの再建資金の支給を阻む新たな策を講じています。ハイチ在のAP通信通信員、ジョナサン・カッツに現地の話を聞きます。またハイチ系米国人作家エドウィッジ・ダンティカも番組に参加します。
    dailynews date: 
    2010/11/11(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ニューヨーク市長 市教育長後任に裕福なメディア業界重役を指名

    マイケル・ブルームバーグ ニューヨーク市長は、米国最大規模のニューヨーク市公立学校制度の運営者として、教育界の経験が全くない富裕なメディア業界の重役、キャスリーン・ブラックを指名し、大勢の市民にショックを与えました。ブラックは、ルパート・マードックが所有する.ニューズ・コーポレーションに就職するために辞任すると発表したジョー・クラインの後任です。
    dailynews date: 
    2010/11/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 教育予算削減計画に抗議しロンドンで学生5万人がデモ

    高等教育への予算を4割削減し、大学の学費を値上げする英政府の計画に抗議して、9日、推定5万2000人の学生が街頭デモを行いました。このデモは学生による抗議運動としては数十年来最大規模で、先月発表された英国政府の緊縮財政措置に対する抗議では最大の参加者数となりました。ロンドン・インディペンデント紙のコラムニスト、ヨハン・ハリに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/11(Thu)
    記事番号: 
    2

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