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2020年8月27日(木)

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  • 警官によるジェイコブ・ブレイク銃撃事件をきっかけに全米で大規模な抗議運動が巻き起こっています。この事件が起こったウィスコンシン州ケノーシャでは、白人の少年が「黒人の命も大事(BLM)」運動のデモ参加者に向けて発砲、2人を殺害しました。この17歳の少年カイル・リッテンハウスは、自称民兵組織の一員で熱心なトランプ支持者でもあります。彼はウィスコンシン州から逃亡した先のイリノイ州アンティオークで、殺人容疑で逮捕されました。ケノーシャで人種正義を求めるデモに参加した、民主党のウィスコンシン州議会議員デイビッド・ボーウェンは、白人至上主義者の集団が警察から止められることもなく自由にデモ参加者を標的にするのを「実際に目撃」したと言います。また、警察はリッテンハウスを、2015年にサウスカロライナ州の黒人教会で銃を乱射し黒人信者9人を殺害したディラン・ルーフと同じように「特別に丁重に扱った」とも言い、武器を持たない黒人に対しては発砲することが多いのに、武装し殺人を犯したリッテンハウスに対しては何こともなく逮捕したといいます。「これはウィスコンシン州と米国で警察を変えるべきという証拠2点なのです」とボーウェンは言います。(画像クレジット:フリオ・ローザス/townhall.com)

  • プロ・スポーツ選手たちが「黒人の命も大事(BLM)」と警察による暴力反対運動への支持を表明して、一丸となって試合をボイコットし、バスケットボール、野球、サッカーのリーグの試合がことごとく中断される状況となりました。これは前代未聞の出来事です。この抗議運動と組織的な警察暴力の存在を認めるよう求める声は、テニス界でも起こっています。ネイション誌のスポーツ部記者でポッドキャスト「エッジ・オブ・スポーツ」の司会デイブ・ザイリンに話を聞きます。ザイリンは、今回の動きは人種正義を求め「スポーツ界に起こったストライキの波」だと言います。「これはただのボイコットとは違います。彼らは自分たちの労働を提供しないと決めたのです」とザイリンは言います。「これは全米各地で起こっている人種正義運動の単なる一例ではありません。労働運動全体への挑戦だと思います」(画像クレジット:NBAエンターテイメント)

  • 共和党全国大会3日目には、マイク・ペンス副大統領が登場し「法と秩序」の保護とジョー・バイデンへの攻撃に終始しました。ペンスは警察暴力や全米で抗議運動が巻き起こるきっかけとなった最近の警察による発砲事件に触れませんでした。また、ウィスコンシン州ケノーシャで白人がデモ参加者2人を殺害したとみられる事件についても黙殺しました。スピーチの抜粋を放送します。

  • 次々に起こるスキャンダルと複数の危機が進行中であるにもかかわらず、トランプ大統領は共和党の正式な大統領候補として再指名される予定です。1970~73年までリチャード・ニクソン大統領のホワイトハウス顧問を務めたジョン・ディーンに話を聞きます。ディーンはウォーターゲート事件についての議会の公聴会で、ニクソンの悪事を明かす証言を行いました。ディーンの新著はAuthoritarian Nightmare: Trump and His Followers(『悪夢の独裁政権――トランプとその支持者たち』)です。「私は前回の独裁的米国大統領の下で働きました」とディーンは言います。「トランプ悪事のほどはニクソンとは桁違いだ。……すべてが終わる頃には、ニクソンはトランプに比べれば、合唱隊の少年みたいに無垢に見えるでしょう」

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