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2020年5月21日(木)

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  • 新型コロナウイルスのパンデミックが進行する中、インドとバングラデシュを大型サイクロンが直撃し300万人が避難を余儀なくされています。ビルマ(ミャンマー)を逃れたロヒンギャ難民100万人が暮らすバングラデシュのコックス・バザールにも大雨が降り、初のCOVID-19感染者も確認されました。バングラデシュで国連難民高等弁務官(UNHCR)事務所の代表を務めるスティーブン・コーリスから最新情報を聞くとともに、ロヒンギャ活動家で「ビルマ系ロヒンギャ・オーガニゼーションUK」(Burmese Rohingya Organisation UK)の事務局長であり、「フリー・ロヒンギャ連合」(Free Rohingya Coalition)のメンバーでもあるトゥン・キンにロンドンから話を聞きます。

  • 世界各地で数百万人の難民が直面するコロナウイルスの脅威について見ていきます。難民キャンプでは「ソーシャル・ディスタンス」は不可能なことも多く、医療体制は非常に限られています。ロンドンの「ランセット・マイグレーション」(Lancet Migration)事務局長のミリアム・オーカット博士に話を聞きます。

  • 新たな研究報告書によれば、新型コロナウイルス感染拡大による二次的影響で、今後半年間に5歳以下の子ども110万人が犠牲になる可能性があるということです。このパンデミックによる医療サービスの乱れ、食料へのアクセスが断たれることなどが原因です。この報告書の主執筆者で、ジョンズ・ホプキンズ・ブルームバーグ公衆衛生大学院国際保健部門の准科学者ティム・ロバートンと、感染病小児科医のベアーテ・カンプマン博士に話を聞きます。

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