« 前  

2020年5月4日(月)

  次 »
  • 米国の食肉工場で少なくとも労働者20人が新型コロナウイルスで死亡、約5000人が検査で陽性となっています。しかしトランプ大統領は、地方政府が食肉工場を閉鎖することを禁止する大統領令を発動しました。パンデミックの間の状況について、食肉工場労働者や活動家の声をお届けします。「ラテン系米国市民連盟」(LULAC)のシンディー・ベナビデスCEOに聞きます。LULACは、民主党大統領候補予定者ジョー・バイデンを招いて食品工場労働者の安全に関するバーチャルのタウンホールを開催するなど、労働者の支援活動をしています。「5月の月曜日は肉を食べない」キャンペーン(Meatless May Mondays)を呼びかけています。

  • 5月4日に再開される上院で、ミッチ・マコーネル共和党院内総務は次期景気対策法案の中に、企業を労働者に対する責任から保護する内容を盛り込むよう求めています。「パブリック・シチズン」代表ロバート・ワイスマンは、「マコーネルは、企業が悪辣な不正行為をする権利を守りたいのです」と言います。

  • ニュー・ハンプシャー州リトルトンの救急医リチャード・レビタンと話します。レビタンは4月、新型コロナウイルスの感染拡大のさなかに自ら志願してマンハッタンのベルビュー病院で10日間働きました。その時の経験によれば、患者は速やかに病院へ行くべきだと言います。指先に装着するパルスオキシメータで、医療職が血中酸素低下や脈拍上昇を検知すれば感染も早く発見できると言います。「パルスオキシメータは肺機能測定器のひとつですが、患者自身にとってはコロナによる肺炎を疑う警戒信号になるでしょう」。

Syndicate content