デイリーニュース

  • ジェレミー・スケイヒル:クリントンは伝説的なタカ派、しかしサンダースが政権交代劇で果たした役割も見過ごせない

    ジェレイミー・スケイヒルとグレン・グリーンウォルドが、ともに無人機の使用を支持した民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンと彼女の対抗馬であるバーニー・サンダースの発言に解説を加えます。スケイヒルは、クリントンはしばしば、よりタカ派の「巡航ミサイル自由主義」と呼ばれますが、サンダースもまた1990年代の政権交代を支持したと言います。「バーニー・サンダースは、サダム・フセイン体制は覆さなければならないということを米国法に成文化することによってイラク侵攻を可能にしたネオコン法案に署名し」、「その後、世界史上で最も残酷な経済制裁体制を支援し、それよって数十万人のイラク人が死亡したのです」。

    dailynews date: 
    2016/5/3(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「これは機密漏えい漏えいとの戦いではなく、内部告発者に対する戦争だ」:スノーデンがスケイヒルの新刊で序文を執筆

    国家安全保障局(NSA)の内部告白者エドワード・スノーデンは、ジェレミー・スケイヒルとザ・インターセプトのスタッフによる新刊The Assassination Complex: Inside the Government’s Secret Drone Warfare Program(『暗殺複合体:政府の極秘無人機戦争計画の裏側』)に序文を寄せました。この本は、内部告発者から提供された政府の漏洩文書を基にしています。スノーデンは次のように書いています。「オバマ政権の殺人計画についてのこうした暴露は、抑制のない、権力の濫用を非常に懸念するという米国民の性質の一部分を明らかにしています。そして、非戦闘地域で何の司法手続きもなしに個人を処刑できる権限を自分が持っていると考えること以上に、尊大で明確な権力の濫用の兆候はありえません」。スケイヒルから話を聞きます。彼は、オバマ政権はスノーデンを内部告発者として標的にする一方で、自分達に有利な他の情報漏洩は許していると話します。

    dailynews date: 
    2016/5/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 『暗殺複合体』:ジェレミー・スケイヒルとグレン・グリーンウォルドが新著で米国の極秘無人機戦争を徹底検証

    オバマ政権は、通常戦闘地域外の国での無人機攻撃で殺害されたと米政府が考えている数を初めて発表する準備をしていますが、番組では5月3日に発売される新刊に描かれている米国無人機計画のまったく異なった像を検証します。ジェレミー・スケイヒルとザ・インターセプトのスタッフによるThe Assassination Complex: Inside the Government’s Secret Drone Warfare Program(『暗殺複合体:政府の極秘無人機戦争計画の裏側』)は、内部告発者から提供された政府の漏洩文書を基にしています。この文書は、無人機攻撃は正確だとする政府の主張を覆すものです。この本には、アフガニスタン北東部の「大打撃作戦」(Operation Haymaker)と呼ばれる計画を検証している箇所があります。5カ月の作戦の間に空爆で殺された約90%の人々が設定された標的ではなかったといいます。この本は、2015年にザ・インターセプトが発表したいくつかの記事が基になっています。また、国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンと、ザ・インターセプトのピュリッツァー賞受賞ジャーリストであるグレン・グリーンウォルドの寄稿も含まれています。ジェレミー・スケイヒルとグレン・グリーンウォルドから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/5/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ジェレミー・スケイヒルが振り返る長年の友人ダニエル・べリガン神父:「彼は道徳的な偉人だった」

    生涯を通じて軍国主義や核拡散、人種差別、貧困に非暴力をもって抵抗した伝説的な反戦運動家の司祭ダニエル・べリガン神父の思い出を語る中で、ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルは「ダン・べリガンがいなかったら、今私はここにいないかもしれない」と言います。べリガンは4月30日、ブロンクスで95歳の誕生日を目前にして亡くなりました。スケイヒルが最初にべリガンに会ったのは大学生のときです。その後、彼はべリガンとべリガンの弟フィリップの親友になりました。彼らとの会話から影響を受け、スケイヒルは強硬に独立的なジャーナリズムを追い求めるようになりました。「彼は本当に道徳的な偉人でした」と、スケイヒルは言います。「我々の社会における預言者に最も近い存在でした。」

    dailynews date: 
    2016/5/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「大義はこの胸の鼓動」 ベリガン神父による詩「ある者」の朗読

    伝説的な反戦司祭の故ダニエル・ベリガン神父は、オルガナイザーや活動家であっただけでなく、人々にインスピレーションを与えた詩人でもありました。ベリガン神父は2006年、85歳の誕生日を祝いに集まった数百人を前に、最も愛された自分の詩の一つ、”Some”(「ある者」)を朗読しました。

    dailynews date: 
    2016/5/2(Mon)
    記事番号: 
    7
  • 友人の語るベリガン神父:「彼はヒーローではなくコミュニティーを信じた」

    94歳で亡くなった伝説的な反戦司祭で活動家、詩人のダニエル・ベリガン神父について親しい友人たちに話を聞きます。「私はダンをいつも、マハトマ・ガンジーやマーティン・ルーサー・キング、ドロシー・デイのような偉大な人々の一人と考えていました」と、カトリック司祭で長年平和活動に従事してきたジョン・ディア神父は語ります。「戦争に反対して逮捕された司祭は米国で、いや世界でも彼が初めてではないでしょうか。(中略)彼はそれほど革新的な人でした」。ベリガン神父の最も親しい友人の一人だったディア神父は、35年にわたってともに活動を繰り広げました。ベリガン神父の遺作管理者であり、生前に出版された5作品の編集者でもあります。今日はさらに、ベリガン神父の弁護士の一人、ビル・クイグリーにも話を聞きます。クイグリーは教授で、スチュアート・H・スミス法律クリニックと「社会正義センター」(Center for Social Justice)、さらにロヨラ大学ギリス・ロング・貧困法律センター(the Gillis Long Poverty Law Center)の代表も務めています。ある日、「あなたのヒーロー(尊敬する人)は誰ですか」とクイグリー教授に聞かれたベリガン神父は、「ヒーローは信じていません。私が信じているのはコミュニティーです」と答えたと言います。

    dailynews date: 
    2016/5/2(Mon)
    記事番号: 
    6
  • 「彼の言葉はいつも美しさに満ちていました」 姪フリーダ・ベリガンが語る反戦司祭ダニエル・ベリガン

    4月30日に94歳で亡くなったダニエル・ベリガン神父の姪、フリーダ・ベリガンが、彼女の家族と彼女自身に神父のアクティビズムが与えた影響を語ります。フリーダもまた、生涯をかけて活動を続ける平和活動家で、ニュースサイトWaging Nonviolence(「行動する非暴力」)にも定期コラムを連載しています。ダニエル神父のそばで育ったフリーダが、個人的な思い出を交えて神父の生涯を振り返ります。神父の部屋の壁はいつも芸術作品で埋め尽くされ、親しい活動家や家族と夜遅くまで話すのが好きだったと言います。「(ダニエル神父が育てたコミュニティは)あらゆることが可能なのだという感覚を私に与えてくれました。もしも私たちが良心で行動すれば、力を合わせて行動すれば、何かに突き上げられて動くなら、途方も無いことを成し遂げることができるのです」

    dailynews date: 
    2016/5/2(Mon)
    記事番号: 
    5
  • ベリガン神父の06年インタビュー:マクナマラ国防長官のベトナム戦争観をふりかえる

    伝説的な反戦司祭で活動家、詩人のダニエル・ベリガン神父が94歳で亡くなりました。2006年のデモクラシー・ナウ!のインタビューを再放送します。85歳の誕生日を記念したこのインタビューでベリガン神父は、「米国の軍事的帝国主義」と自らが名付けたものに抵抗し続けたその生涯について語りました。ベリガン神父は1965年、弟のフィリップ・ベリガンとともに、ロバート・マクナマラ国防長官と言葉を交わしたことがあります。「私は国防長官にこんな風に言ったんです。『今朝も戦争を止めませんでしたね。今夜には止めるのでしょうか』。すると国防長官は、私の左耳の後ろを見やるようにして言いました。『ベリガン神父と皆さん方にこれだけ言っておきます。ベトナムはミシシッピのようなものです。法に従わない者がいるなら、部隊を送るまでです』。彼はそう言って口をつぐみました」とベリガンは振り返ります。「翌朝ニューヨーク市に戻り、当時出版していた雑誌の秘書に、『この発言をメモしておいてくれ。2週間もしたら自分の耳が信じられなくなりそうだから』と言いました。国防長官の口調はまるでアラバマ州セルマの保安官のようでした。誰の法だというのでしょう?いったい誰の法に従わないというのでしょう。戦争はその程度の感覚で行われていたのです」

    dailynews date: 
    2016/5/2(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ベリガン神父の02年インタビュー:911一周年と北ベトナム訪問を語る

    伝説的な反戦司祭で活動家、詩人のダニエル・ベリガン神父が94歳で亡くなりました。今日は時間いっぱいを使って、ベリガン神父の生涯と功績を振り返ります。ダニエル神父はここ20年、デモクラシー・ナウ!にも繰り返し登場してきました。2002年には、911攻撃後の一年を振り返る4時間の特別番組に出演しました。ダニエル神父はここで、911攻撃について語るとともに、1968年に歴史家ハワード・ジンと北ベトナムを訪れ、毎夜防空壕で過ごした経験についても語りました。「自国が落とす爆弾の下で身を潜めた経験は貴重な教訓となりました」。

    dailynews date: 
    2016/5/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • マーティン・シーン、ベリガン神父と逮捕された日は「生涯で最も幸せな日」

    俳優で活動家のマーティン・シーンは、映画In the King of Prussia(『キング・オブ・プルシアにて』)で裁判官を演じ、これをきっかけにダニエル・ベリガン神父の親しい友人となったと言います。同作品では、1980年にベリガン兄弟とそのほかの6人が、ペンシルバニア州キング・オブ・プルシアにあるゼネラルエレクトリック社の核ミサイル施設に侵入し、「プラウシェアズ運動」を始めた経緯が描かれます。マーティン・シーンは1986年、ダニエル・ベリガン神父と共にニューヨーク市で逮捕されました。ダニエル神父の死の知らせを聞いた時、伝説的な聖職者と逮捕されたこの日のことを思い出したとマーティン・シーンは言います。「崇高な理想のために初めて逮捕されたこの日は、生涯で最も幸せな日でもありました」

    dailynews date: 
    2016/5/2(Mon)
    記事番号: 
    2

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