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2019年10月25日(金)

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  • ジョージア州で24日(木)、連邦大審問が7人のカトリック平和活動家に対し、2018年4月4日にキングスベイ海軍潜水艦基地へ侵入した事件について、3件の重罪と1件の軽罪で有罪の評決を下しました。この活動家たちは「プラウシェアズの7人」として知られ、ハンマー、犯罪現場に貼る立ち入り禁止テープ、彼らの血液を入れた哺乳ビン、米国政府を平和に反する罪で告発する訴状を持って基地に侵入しました。基地には少なくとも6つの核弾道ミサイル潜水艦があり、各々が20個のトライデント熱核兵器を搭載しています。活動家たちは、「剣を叩いて鋤(プラウシェア)に変えよ」という預言者イザヤの命令[イザヤ書第2章4節 軍需から民需への転換のこと]に従っていたと主張しました。今回の裁判で被告は、宗教的な動機を引き合いに出すことも、法律を破ったことは核戦争というはるかに大きな犯罪を防止するために必要な行為だったという「緊急避難」を掲げる弁護も禁じられました。活動家たちは今後90日以内に刑の宣告を受けます。彼らには20年以上の禁固刑が課せられる可能性があります。

  • ソーシャルメディア大手のフェイスブックが今週、政治広告の事実確認をしたり、政治家に通常のコンテンツ基準を適用するつもりはないと述べたことで、同社CEOのマーク・ザッカーバーグは連邦議会に呼ばれ、5時間以上も議員たちに厳しく追求されました。政治家が政治広告の中でうそをつくのを容認するという同社の方針や、選挙への干渉を促進し、差別を助長していることについて糾弾されたのです。ニューヨーク州選出のアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員、オハイオ州選出のジョイス・ビーティー下院議員による追及のハイライトを放送します。ジョイス・ビーティ―議員はザッカーバーグに、公民権に関するフェイスブックの「おぞましく胸が悪くなるような」履歴について質しました。フェイスブックは「理解が浅すぎました。もしもあなたのチームに本当の多様性と受入姿勢があれば」気づいたかもしれないのにと、議員は述べました。”

  • 連邦議会でフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグが5時間にわたり問い詰められた公聴会からのハイライトを更に取り上げます。ミシガン州選出のラシダ・タリーブ下院議員は、極右ヘイトグループがフェイスブックのイベントページを使用して、イスラム教徒や他の少数派に対する暴力を扇動していることを懸念していると言いました。彼女の事務所にも殺害予告が直接届いています。タリーブは、自分を単に女性議員としてだけでなく「私たちの世界ではかなり暗いこの時代に2人のムスリムの息子を育てている母親として」見てもらいたいと求めました。一方で、カリフォルニア州選出のケイティ・ポーター下院議員は、フェイスブックのプライバシーポリシーについてザッカーバーグを追い詰めました。「あなたは連邦裁判所において、ある消費者個人情報保護訴訟の中で、あなた自身の弁護士がユーザーの情報が盗まれたと認めているのに、原告はその被害を明確に説明できないと主張しています」とポーターは述べました。「つまり、害がないなら、違反もない。フェイスブックは大失敗をやらかしたけれど、問題はない。それがあなたの立場なのですね?」

  • デモクラシーナウ!は特別報道で、米国全土の主要都市におけるホームレスの増加を見ていきます。この経済的、人道的な危機のイメージを代表するのがカリフォルニア州で、路上に追いやられる人が増えるにつれ、ロサンゼルスやベイエリアでホームレスの野営地が拡大しています。同州には、米国の全人口の12%が住んでいますが、ホームレスの人口は全米の半分を占めています。問題が深刻化するにつれ、住居がないことの犯罪化も進み、市や州の職員が公共スペースを占拠している住処のない人々を取り締まる動きが強まっています。ドナルド・トランプ大統領は今月、ホームレス危機をめぐってカリフォルニア州の政治家を攻撃して話題になりました。大統領は、ホームレスの野営地を破壊し、警察の法執行を強化し、住居のない人々を投獄するとまで述べています。しかしホームレスの権利を擁護する人々は、カリフォルニア州はすでにホームレスを犯罪化する敵対的な政策を採用していると指摘します。たとえば家のない人々が歩道に座り込めないようにする法律を作ったり、大通りや州内の都市を走る高速道路の下に出現する野営地を頻繁に一掃したりしています。数週間前にデモクラシーナウ!が訪問したオークランド市の大規模なホームレス野営地でも、現在こうした取り締まりが展開しています。

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