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2019年10月23日(水)

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  • フェイスブックの活動に、批判が高まる中、同社のマーク・ザッカーバーグCEOが23日、米連邦議会で証言します。23日の下院金融サービス委員会公聴会では、フェイスブックが計画している仮想通貨「リブラ」の立ち上げに焦点があてられます。リブラは、世界の金融システムを変えかねないと言われています。一方、ニューヨーク州司法長官のレティシア・ジェームズは22日、彼女が取り組む フェイスブックの独禁法違反調査が、現在45州および米領グアム島とコロンビア特別区の司法長官に支持されていると発表しました。フェイスブックはまた、候補者の政治広告が虚偽の情報を含んでいる場合にも掲載禁止を拒否したとして、複数の民主党大統領指名候補者から批判されています。マーク・ザッカーバーグのかつてのメンターあり、初期のフェイスブックの投資家であったロジャー・マクナミーに話を聞きます。ロジャーはその後、フェイスブックに対する最も声高な批判者の一人となりました。彼の近著のタイトルはZucked:Wake Up to the Facebook Catastrophe(『ザック化されて: フェイスブックによる大惨事に目を覚ませ』)です。

  • フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、23日に米連邦議会で証言し、さまざまな問題、中でも特に同社の仮想通貨リブラについての質問されると予想されています。ザッカーバーグは、2016年の米国大統領選挙におけるフェイスブックの役割などについて、これまでにも議会の厳しい調査に直面しています。ザッカーバーグのかつてのメンターであり、シリコンバレーの長年の投資家であるロジャー・マクナミーは、米大統領選へのロシアの干渉に関する批判を同社が拒絶したと言います。「彼らはそれをビジネスが抱える問題としてではなく、PR上の問題のように扱っていました」。

  • フェイスブックは対する批判は増大を続け、解体を求める声が増しています。マサチューセッツ州上院議員で民主党の大統領指名候補であるエリザベス・ウォーレンは、フェイスブックはじめそ大手ハイテク企業を独占禁止法に基づいて解体するよう再三、提案しています。シリコンバレーの投資家で、初期のフェイスブックを支えたが、今や声高な批判者になったロジャー・マクナミーが、2020年の大統領候補者たちのビッグテックに関する公約について語ります。独禁法規制は「政治的志向の如何に関わらず大きな政治課題であり、党派を超えてすべての人々が、ここに問題があることを理解しています」と、とマクナミーは語ります。

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