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2019年9月4日(水)

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  • カテゴリー5[ハリケーンの指標で最大級]のハリケーン「ドリアン」で壊滅的な被害を被ったバハマ諸島のハリケーン襲撃直後の映像です。ハリケーンはカテゴリー2に威力が落ちましたが、フロリダ、ジョージア、およびカロライナ各州の住民は現在、警戒態勢にあります。バハマでの死者は公式には7人とされていますが、犠牲者数は増加するおそれがあります。アバコ島とグランドバハマ島では、家屋13,000戸が崩壊、あるいは大規模な被害を受けています。広範な洪水により、救助活動が妨げられています。グランドバハマ国際空港を含め、被災地の70~80%が浸水下にあるとの報告もあります。バハマ赤十字はじめ救援グループは、生存者のw救援に奮闘しています。グランドバハマのフリーポートから、ケンタッキー州立大学アトウッド「人種、教育、および民主主義的理想」研究所の教授であるクリスタル・デグレゴリーと、グランドバハマのフリーポートに拠点を置く「コーラル・ヴィータ(Coral Vita)」の創設者でサンゴ礁担当最高役員のサム・タイシャーに話を聞きます。

  • 米国のジャーナリストで、先住民族および環境権利活動家のブランドン・リーは、8月初旬にフィリピン北部の自宅の外で複数回銃撃された後、4週間以上たったいまも重体です。リーは、8月6日に少なくとも4回背中と顔を撃たれました。彼の家族と支援者は、フィリピン政府がリーの暗殺を企てたと述べています。ブランドン・リーはサンフランシスコで生まれ育った中国系アメリカ人ですが、ここ10年はフィリピンで妻と若い娘と暮らしています。彼は週刊新聞「ノーザン・ディスパッチ」(Northern Dispatch)の通信員であり、地元の農民、先住民族の権利および環境団体の活動家です。「ノーザン・ディスパッチ」の編集者が「記者を保護するための委員会(the Committee to Protect Journalists)」に語った話によると、リーはその活動のために2015年以来、標的にされ、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の政府からの絶え間ない監視に直面してきました。先週フィリピンに赴きリーへの襲撃を調査した事実調査団のリーダーで、サンフランシスコ監視委員会委員であるマット・ヘイニーと、ブランドン・リーの友人でフィリピン人の女性活動家であるラケル・レドンディエスに話を聞きます。

  • ジャーナリストで民主主義を求める活動家のオモイェレ・ソウォレは、政府に対する平和的な全国的抗議を呼びかけたために、刑務所に収監されており、拘束2か月目に入ります。ソウォレは自分の運動を「レボルーション・ナウ(Revolution Now)」と呼び、活動家を動員して8月5日に各地の街頭で抗議デモを行おうとしました。しかし、その一連の抗議行動が始まる2日前にソウォレは政権によって逮捕され、政府転覆を企てたとして告発されました。人権団体がソウォレの即時釈放を求め続けるなか、彼は現在1カ月以上投獄されています。彼の妻オピイェミ・ソウォレとオモイェレ・ソウォレの弁護団の一人であるナニ・ヤンセン・レベントローに話を聞きます。

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