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2019年9月3日(火)

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  • 銃を持った男が8月31日、7人を殺害し、1歳5ヶ月の女児を含む22人を負傷させました。警察は発砲犯を36歳のセス・エイターと特定しました。エイターは銃乱射事件を起こす数時間前に、トラック運送会社をクビになったばかりでした。死者の出たこの一連の事件は、テキサス州ミッドランドの警官がウィンカーを出し忘れたエイターの車に停止を命じたことから始まりました。警察によれば、エイターは半自動小銃AR15を発砲したのち、猛スピードで走り去ったといいます。彼はその後、住人やドライバーに向けて無差別に発砲し始めました。この銃乱射は、20マイル離れたオデッサの映画館の外でエイターが警察に射殺されたことで終わりました。一方、テキサス州で9月1日、銃規制を緩和する8つの新法が施行され、テキサス州の教会や学校、集合住宅ビルで銃を携帯することが以前より容易になりました。「テキサス・ガン・センス」(Texas Gun Sense)の取締役会長で広報担当のエド・スクラッグスに話を聞きます。

  • ハリケーン「ドリアン」はバハマで引き続き大被害をもらしています。グランドバハマ島とアバコ島では8月最終週末、大嵐と洪水で5人が死亡し、多くの人が身動きが取れなくなりました。このカテゴリー3の嵐は、最大風速毎時180マイルで9月2日終日バハマ諸島を打ちのめし、9月3日も同地に留まっています。ハリケーン「ドリアン」は、大西洋を襲った史上最大の嵐の1つで、破壊的な威力のままフロリダ州に向かい、その後ジョージア州とサウスカロライナ州の沿岸に進むと見られています。「ドリアン」はバハマに9月1日、カテゴリー5の嵐として上陸しました。2人のゲスト、バハマ人の詩人で学者、エッセイストのクリスチャン・キャンベルと、アメリカ領バージン諸島セントトーマス島出身の受賞歴のある詩人で小説家のティファニー・ヤニークから話を聞きます。

  • 政治的自由の拡大と、問題視されている中国への身柄引渡し条例の撤回を求める、香港での大規模抗議行動が8月最終週末も続き、これで13週目を迎えました。数千人の学生たちが9月2日と3日、新学期の授業をボイコットしました。抗議者たちは9月1日、もう一度空港に集結し、香港空港を再び封鎖すべく道路にバリケードを築きました。警察は8月31日、混沌とした夜間街頭デモの間に催涙ガスと放水銃を発砲しました。マスクを付けた一部の抗議者たちが警察に火炎ビンを投げる姿も見られました。キャリー・ラムは9月3日朝、辞任を申した出たことはないと否定しました。香港民主党創設者のマーティン・リー(李柱銘)に、香港から話を聞きます。

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