デイリーニュース

  • 発覚:1940年代に米医師がグアテマラ人数百人に密かに梅毒感染実験

    最近明らかにされた文書で、約700人のグアテマラの兵士、囚人、売春婦、精神病患者たちがペニシリンの治療効果を調べる研究の一環として故意に梅毒と淋病に感染させられたことがわかりました。感染させられた患者たちが治癒したのか、あるいは少なくとも治療を受けることができたのかはわかっていません。この発見が発表された数時間後、オバマ大統領は、同実験を“反人道的犯罪”と呼んだグアテマラのアルバロ・コロン大統領に謝罪しました。今回のグアテマラの研究文書を発見した医学歴史家のスーザン・レバビーから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 国内テロ裁判:ハメたのかテロを防いだのか? 金を支払った情報に頼るFBIの信用性に疑問

    「国内で作られるテロ」の典型例として全米ニュースの見出しになった有名な事件、いわゆる「ニューバーグの4人」の裁判で今週、検察、弁護側が最終論告および弁論を行いました。弁護側は被告人らは連邦捜査員に陥れられたのであってテロを実行しようとしていたのではないと主張しました。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマットとビッグ・ノイズ・フィルムのジャッキー・スーヘンは数カ月にわたりニューヨークとニュージャージーのムスリム・コミュニティをまわり、このニューバーグ事件および別の2つの事件について取材してきました。その3事件とも実際にはテロ犯罪は起きていません。かつ、その3事件とも、立件は政府が金を支払った情報提供者による数百時間に及ぶ監視記録に多くを依存しているのです。今日はデモクラシー・ナウ!の特別調査を放送します。
    dailynews date: 
    2010/10/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「アメリカの欺瞞」: ネイション誌が暴露した ルー・ドブスの不法就労者への依存

    ネイション誌は、ルー・ドブスが数百万ドルすると言われている家屋敷の維持管理および、娘のために飼っている馬の世話のため、長年にわたり不法就労者に依存していたことを暴露しました。 この1年間、調査ジャーナリストのイザベル・マクドナルドは、ドブス家の工事に関わった複数の労働者を探し出し、インタビューを行ってきました。 ドブスは、移民排斥運動においてもっとも影響力のある発言をするといわれ、自分のテレビとラジオの番組を使って、米国法を破り不法就労者を使う雇い主を頻繁に批判してきました。
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 2007年のアパッチヘリ襲撃で負傷した子供を救出した元米兵が負った感情的損害

    イラク戦争の退役軍人イーサン・マコードは、2007年にバグダードでアパッチヘリコプターが12人の市民を襲撃したとき、地上にいた3人の米軍兵士の1人でした。この襲撃を撮影したビデオはウィキリークスにより公開されました。 ビデオでは、負傷した子供たちを抱いたマコードが医師の助けを求めている姿が映されています。
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「快復作戦」: アフガン戦9周年 トラウマを抱えた兵士の派兵停止を求めるキャンペーン

    アフガニスタン戦争の9周年を機に、戦争に反対するイラクとアフガニスタン退役軍人の会(Iraq and Afghanistan Veterans Against the War)は、度重なる服務によってトラウマを負った兵士の再配備中止を求めるキャンペーンの手始めに、7日、ワシントンDCで行進を行う予定です。退役軍人がこのようなキャンペーンを主導するのは初めてです。
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 現ナマ選挙: シチズンズ・ユナイテッド判決後、独立融資によるゴールドラッシュ

    カール・ローブが創設した新しい非営利団体の徹底調査を、選挙資金監視2団体が要求しています。この団体は、11月の中間選挙期間中、共和党候補者を当選させることを目的に、5000万ドル以上を使う予定です。公益擁護センター(Center for Public Integrity)の調べによると、共和・民主両党は、10かそこらの潤沢な資金を持った独立団体を抱えており、それらの団体は合計で5億ドル以上を使う予定です。 これらの団体はみな、最高裁判所が2010年に下した、企業、労働組合およびその他の利益団体が無制限に選挙広告に支出することを合法としたシティズンズ・ユナイテッド裁判の判決をうまく利用しているのです。ジャーナリストで、著作家でもある、行政監視センターのピーター・ストーンに話を聞きます
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ノーベル平和賞のツツ大主教が公的生活から引退

    今週、南アフリカ共和国のデズモンド・ツツ大主教が公的生活からの引退を発表しました。ツツ大主教は1984年、アパルトヘイト政策への反対運動を続けてきた功績でノーベル平和賞を受賞しました。昨年12月のコペンハーゲン国連気候サミットの会場の外で行われたロウソク集会で、参加した多くの子供たちに向けてツツ大主教が行った演説をここで放送しましょう。
    dailynews date: 
    2010/10/8(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 10.10.10は地球温暖化に対する行動の日 350.orgが呼びかけ

    気候変動問題の活動家たちが、来たる2010日10月10日の日曜日に大規模な大衆行動を計画しています。温暖化と闘う団体350.orgが組織した「10.10.10 地球規模作業班」が準備に拍車をかけています。この日は188カ国で計7000以上のイベントが行われ、世界中の人々に自分たちの街やコミュニティで地球温暖化への取り組みに役立つことを何かをしようと訴えます。一方、オバマ政権はホワイトハウスの居住部分の屋上に太陽発電パネルを設置する計画を発表しました。これを提案したのは、350.orgのビル・マッキベンとユニティー大学の学生たちです。1970年代にカーター大統領が使っていたホワイトハウスのソーラーパネルを再び設置しようという提案でしたが、ホワイトハウスは一旦これを却下したものの、1カ月後に翻意しました。
    dailynews date: 
    2010/10/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • オハイオ州務長官 住宅差し押さえ危機と同州が貸し手を訴えた裁判を語る

    おびただしい数の人々が住居を立ち退かされている中、大手金融業者が抵当家屋の差し押さえに際して不正を働いていた疑いが明るみに出て、全米で家屋差し押さえの一時執行停止を求める声が高まっています。7日のホワイトハウスの発表では、議会が可決した銀行の差し押さえ手続きを容易にする法案にオバマ大統領が署名しないことを決めました。差し押さえ危機の最新情勢について、オハイオ州務長官のジェニファー・ブルナーと話します。今週、オハイオ州は債権者であるアリー・ファイナンシャルと同社住宅ローン部門GMACモーゲージとを、多数の差し押さえ承認において不正を行ったとして提訴しました。
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    2010/10/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 服役中の中国反体制活動家にノーベル平和賞

    今年のノーベル平和賞は「基本的人権のために長年にわたって非暴力で戦ってきた」服役中の中国の人権活動家・作家の劉暁波(リウ・シアオポー)に決まりました。劉は集会・表現・宗教の自由を求める訴えの先頭に立ってきたため、昨年、懲役11年の刑を宣告され、服役中です。
    dailynews date: 
    2010/10/8(Fri)
    記事番号: 
    1

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