デイリーニュース

  • 気候変動を止めなければ カリフォルニアの山火事は「これから起ることに比べれば穏やかにみえるだろう」

    北カリフォルニアのメンドシーノ・コンプレックスの山火事は、カリフォルニア州で記録された最大の山火事となりました。この火事は新記録の暑さとなった今年7月に始まりました。カリフォルニア州史上最大級の山火事20件中、15件は2000年以降に発生しています。今年の山火事は既に昨年同時期と比べ3倍近くの面積を焼きつくしました。専門家によれば気候変動が原因で山火事シーズンは以前よりも長くなっています。本日はカリフォルニア州オークランドより自然保護団体「シエラ・クラブ」のマイケル・バーン理事長と、ペンシルベニア州立大学大気科学科の著名教授でThe Madhouse Effect: How Climate Change Denial is Threatening our Planet, Destroying Our Politics, and Driving us Crazy (『マッドハウス効果――気候変動否定派がいかにして地球を脅かし、政治を破壊し、人々の怒りを招いているか』)著者のマイケル・マン教授に話を聞きます。

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    2018/8/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • デビー・アフリカ:40年近い獄中生活の後、最初に釈放されたMOVEメンバーにインタビュー

    40年前の今日、フィラデルフィアで大規模な警察の捜査活動の対象となっていたMOVEとして知られる急進的黒人解放運動グループの本部が包囲攻撃されました。このグループはジョン・アフリカによって設立され、すべてのメンバーが「アフリカ」という姓を名のって共同生活をしていました。1978年8月8日、警察がMOVEのメンバーを彼らの共同住宅から排除しようとして、放水砲と破壊槌(打壊装置)を浴びせました。多くのメンバーは地下室で子供たちと一緒に隠れ続けていました。MOVEの住居包囲中に銃撃が交わされ、警察官ジェームズ・ランプ(Ramp)が死亡しました。2年後、9人のMOVEメンバーが、ランプの死に責任があるとして第3級殺人罪で有罪判決を受けました。彼らは30年から100年の刑を言い渡され、「MOVE 9」と呼ばれました。9人のうち最初に釈放されたデビー・アフリカと息子のマイク・ジュニアに話を聞きます。デビーは逮捕時、妊娠8か月半で、刑務所の中で息子が生まれました。彼らは40年近く引き離されていましたが、6月16日に再会を果たしました。

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    2018/8/8(Wed)
    記事番号: 
    3
  • コミュニティ・ラジオ局の襲撃で動揺するウィスコンシン州マディソン

    5日(日曜)の早朝、州都マディソンのコミュニティラジオ局で銃を持った覆面の男が発砲し、1人が負傷してから3日がたちました。でん部を撃たれた局のDJは病院に運ばれ、後に退院しました。誰もまだ逮捕されていません。WORT-FMは、ウィスコンシン州中南部を放送エリアとするコミュニティ・ラジオ局です。1975年に放送を開始し、会員によって運営されてます。マディソン市警察は、この銃撃の動機がメディアへの憎しみだとは考えていない、と述べています。銃撃に対する地域コミュニティの反応について、政治記者のジョン・ニコルズに話を聞きます。

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    2018/8/8(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 7日の予備選や補選で歴史的勝利や接選 11月本選で民主党の上下院奪還成るか?

    8月7日火曜日、オハイオ州では補欠選挙、ミシガン州、カンザス州、ミズーリ州、ワシントン州では予備選挙が行われました。オハイオ州の連邦下院第12選挙区(州都コロンバス郊外)での補欠選挙は共和党パット・ティベリ議員が任期半ばで辞職したことに伴うもので、開票が進んでも得票数の拮抗が続き、なかなか勝者が確定しませんが、共和党のトロイ・ボルダーソン候補はすでに、民主党のダニー・オコナー候補に対して勝利宣言をしています。しかし、ボルダーソンのリードは、わずか1,754票であり、何千もの不在者票と暫定票(投票資格が疑われる票)がまだ開票されていません。オコナ―候補は大きな番狂わせが起こることを期待しています。2016年にトランプ大統領は、この地区で11%以上の差をつけて勝利しました。ミシガン州では、引退した民主党下院議員ジョン・コンヤーズ(Conyers)の後継者を決する民主党予備選で、ラシーダ・トリーブ(Rashida Tlaib)が勝利しました。彼女は(中間選挙で勝利すれば)、米連邦下院で最初のイスラム教徒女性議員となります。

    dailynews date: 
    2018/8/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 1年前に殺されたヘザー・へイヤーの母親 「みんなが遺志を継いで憎悪に立ち向かう必要がある」

    バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者のジェームズ・アレックス・フィールズが運転するドッジ社の車、チャージャーが集会に反対する群衆に突っ込み、反ファシスト活動家のヘザー・ヘイリーが亡くなってから約1年が経ちます。白人至上主義者はシャーロッツビルの1周年記念としてワシントンDCで再び「ユナイト・ザ・ライト」(Unite the Right)集会を開催する予定です。へイヤーの母親であるスーザン・ブローにヘザー・へイヤーの功績と人種差別と闘うために活動家ができることについて話を聞きます。

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    2018/8/7(Tue)
    記事番号: 
    3
  • シャーロッツビルの新ドキュメンタリーが明らかにするネオナチの指導者と彼らの米軍と武器業者との関係

    2017年8月数百人の白人至上主義者が、死者の出た「ユナイト・ザ・ライト」(Unite the Right)抗議行動に参加するためバージニア州のシャーロッツビルに到着しました。その時点で、地方当局は同市を恐怖に陥れた暴力への準備ができておらず、白人至上主義者と白人至上主義に反対する人たちとの血生臭い衝突をほとんど傍観するしかありませんでした。それから1年、捜査報道記者のA.C.トンプソンに、シャーロットビルや他の全米各地の過激派による集会を調べて、白人至上主義者を追跡し特定するという彼の取り組みについて話を聞きます。彼の調査Documenting Hate: Charlottesville(『憎悪の記録:シャーロッツビル』)は8月7日午後10時からPBSで初放映されます。

    dailynews date: 
    2018/8/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 憎悪の記録:シャーロッツビルで爆発した暴力的な白人至上主義の赤裸々な新ドキュメンタリー

    8月第2週は、バージニア州シャーロッツビル市中心街の公園から南部連合のロバート・E・リー将軍の銅像を撤去するという同市の決定に抗議して、 白人至上主義者とネオナチが大集合し、死者も出た「ユナイト・ザ・ライト」(Unite the Right)集会から1年になります。この集会は過去数十年で米国最大かつ最悪の白人至上主義集会になりました。PBSの番組「フロントライン」(Frontline)と報道機関プロパブリカによる新ドキュメンタリーDocumenting Hate: Charlottesville(『憎悪の記録:シャーロッツビル』)と共にシャーロッツビルでの破壊的な集会を振り返ります。PBSで8月7日の夜に初放映される同ドキュメンタリーの調査を行った記者A.C.トンプソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「地球は死に絶えるだろう」 広島原爆投下から73周年 被爆者が発する核戦争への警告

    今年の8月6日は、米国が1945年に14万人を殺害、10万人に重傷を負わせた広島原爆投下73周年に当たります。このできごとを振り返るため、「被爆者」と呼ばれる生存者の声に耳を傾けましょう。米国が広島に原爆を投下した時、細川浩史は17歳でした。13歳だった妹の瑤子は原爆で亡くなりました。デモクラシー・ナウ!が2014年に日本を訪問した際、細川は広島を案内してくれました。細川が原爆の衝撃波に耐えた数少ない建物の一つである原爆ドームの近くで語ります。

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    2018/8/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ベネズエラのマドゥロ大統領 無人機による暗殺未遂  現職の国家元首としては初めて

    ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は4日、暗殺とみられる爆発に遭遇しましたが、ケガはありませんでした。当局者によると、首都カラカスで行われた軍行事でマドゥロ大統領が全国生中継の演説をしていたところ、上空で爆発物を積んだ無人機2機が爆発しました。無人機を使った現職の国家元首の暗殺未遂はこれが初めてです。3人のゲストに聞きます。北米ラテンアメリカ会議(NACLA)機関誌「レポート・オン・ジ・アメリカズ」のアレハンドロ・ベラスコ編集長、ニューヨーク州立大学アルバニー校でラテンアメリカ研究助教を務めるガブリエル・ヘッドランド、経済政策研究センター(Center for Economic and Policy Research)共同代表で「公正な外交政策」(Just Foreign Policy)代表も務めるマーク・ワイスブロットです。

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    2018/8/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 17歳のアヘド・タミミ釈放 イスラエル兵への平手打ちで8カ月拘束

    17歳のパレスチナ人活動家アヘド・タミミが8カ月の拘束の後、イスラエルの刑務所から解放されました。パレスチナのローザ・パークスとも呼ばれるタミミは昨年、イスラエルに占領されているヨルダン川西岸地区の自宅近くで重武装したイスラエル人兵士を平手打ちした映像がネットで拡散したことがきっかけとなり、パレスチナ人と世界中の人々のヒーローになりました。タミミがイスラエル兵士を叩いたのは、自分のいとこがイスラエル兵の発射したゴム弾に頭部を撃たれ、重傷を負ったと知ったからでした。タミミが兵士に立ち向かう映像はネットで広く拡散され、タミミはパレスチナ人の抵抗のシンボルとなりました。ほどなくしてタミミは深夜に逮捕され、イスラエルの軍事法廷で暴行罪容疑で起訴されました。8カ月の実刑宣告を受けたタミミはイスラエルの獄中で17歳の誕生日を迎えました。この事件ではタミミの母親も、タミミとイスラエル兵とのやり取りを映した映像をインターネット配信したことで逮捕・起訴されました。タミミと母親のナリマンは7月末に釈放されました。自宅のあるヨルダン川西岸のナビ・サーレフ村からタミミに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/6(Mon)
    記事番号: 
    1

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