デイリーニュース

  • 見過ごされたパラリンピックの活力と多様性:障害者スポーツの推進者で選手のイーライ・ウォルフが語る

    164か国から選手4200人が集結し、全種目のチケットは開幕前から売り切れになるほどのスポーツの祭典にもかかわらず、過去最大規模のパラリンピックはニュースのトップで紹介される機会がほとんどありませんでした。中継を行った米放送局NBCは五輪を余すところなく放送したのに対し、パラリンピックはスポーツチャンネルの4時間のダイジェスト番組放送のみでした。パラリンピックは1948年に第二次世界大戦の英国退役軍人らによって始められ、以来世界レベルの競技者とインクルーシブの精神で知られる国際競技会にまで成長しました。教授であり、2003年の国連障害者の権利条約(United Nations Convention on the Rights of Persons with Disabilities)の起草を手伝い、今も第一人者として知られる元パラリンピックサッカー代表選手のイーライ・ウォルフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 「オースティンを占拠せよ」に覆面警察官、活動家に機材提供し訴追の決め手に

    「ウォール街を占拠せよ」はまもなく1周年記念を迎えようとしていますが、「オースティンを占拠せよ」のメンバーは去年12月のデモの後、重罪で逮捕されることになったのは彼らのグループに潜入した刑事が持ち込んだ機材が直接の原因だったということを突き止めました。活動家たちは、抗議運動に向けて警察当局が設計、組み立て、提供したポリ塩化ビニルのチューブの両側から腕を入れ、仕込んであるカギをつかってとめ、スクラムを組みました。オースティンからは「オースティンを占拠せよ」のメンバーで12月のデモで重罪の罪に問われているロニー・ガルザに、ヒューストンからは米法律家ギルド(National Lawyers Guild)の弁護士で元アメリカ自由人権協会テキサス州会長のグレッグ・グラッデンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    4
  • シカゴ教員ストライキ、オバマ政権の教育改革方針に対する住民投票の前触れとなるか

    国内で3番目に大きい学区のシカゴで起きている対立で教員がオバマ大統領の元首席補佐官であるラーム・エマニュエル市長に立ち向かっています。シカゴで問題となっている多くの政策が、元シカゴ公立学校責任者のアーン・ダンカン教育長官によって全国規模で推進されている中、エマニュエルは現在もオバマ大統領と緊密な関係を保っています。イリノイ大学シカゴ校の教育学部と政策研究学部の教授で「教育の平等と正義の協調(Collaborative for Equity and Justice in Education)」の責任者で、「社会正義を求める教員」メンバーのポーリーン・リップマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ストライキの教員と保護者ら、シカゴの「企業的」教育モデル反対陣営に参加

    シカゴで決行されている教員のストライキについて、シカゴ市ノース・グランド高校教員でストライキを率いる「社会正義を求める教員(Teachers for Social Justice)」メンバーのフィル・カンターと、シカゴの公立学校に2人の子どもを通わせている母親で、草の根団体「教師のための保護者(Parents 4 Teachers)」メンバーのローダ・ラエ・グティエレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • シカゴ公立学校教員、教育改革で市長ラーム・エマニュエルと衝突 歴史的ストライキを決行

    10日、ラーム・エマニュエル市長が推進する教育改革をめぐり、労組幹部と国内で3番目に大きい学区とが合意に達することが出来ず、シカゴ公立校の教員と補助職員ら2万9000人以上がストライキを決行しました。これは過去25年間でシカゴで決行された初の教員によるストです。医療補助額、教員評価システムの構成、雇用保障などが未解決事項となっています。オバマ大統領の元首席補佐官であるエマニュエルは教員の評価と学生の標準テストの結果を関連付けたいと考えています。シカゴでのストライキについて労組幹部、教員、保護者それぞれに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ミシガン州の前知事ジェニファー・グランホルム 「ロムニーの世界では 人より機械が先」

    民主党全国大会最終日の6日、注目された演説の1つがミシガン州前知事のジェニファー・グランホルムの熱弁でした。「(ロムニーは)どうやってあの富を築いたのか? だれのおカネで?」とグランホルムは聴衆に問いかけます。「もっぱら中流アメリカ人を犠牲にして富を築いたのです。年がら年中、彼にとっては人間よりも利益が先なのです」

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    6
  • 公民権運動の象徴ジョン・ルイス下院議員に聞く オバマ再選と投票権を守る戦い

    シャーロットでの民主党全国大会最終日の6日夜、多くの演説者の中に公民権運動で有名なジョージア州選出の下院議員ジョン・ルイスがいました。1960年代、ルイスは40回以上も逮捕され、殴打されて瀕死の重傷も負いました。学生非暴力調整委員会(SNCC)の議長をつとめ、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとともにデモ行進をしたり、フリーダム・ライド(自由のための乗車運動)を手伝ったり、ロバート・ケネディの大統領選挙運動を支援したり、1963年には有名なワシントン大行進で演説したりもしたからです。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 駐米南ア大使エブラヒム・ラスールが語る オバマ 鉱山労働者 米国のイスラム嫌悪症

    オバマ大統領が2期目を目指す中、アフリカの声に耳を傾けましょう。南アフリカ共和国の駐米大使エブラヒム・ラスールはかつてネルソン・マンデラとともに投獄されました。ラスール大使に、オバマの大統領1期目、アフリカの軍事化、イスラム嫌悪症、また最近起きた南ア鉱山ストライキで36人のスト労働者が警察に殺された事件、そして2006年に当時上院議員だったオバマと会った時のことなどを聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    4
  • オバマの指名受諾演説 環境を守りながらの米経済再生を約束

    オバマ大統領は6日夜、民主党全国大会の締めくくりに指名受諾演説を行い、環境を守りながら米国の経済問題を解決すると約束しました。オバマは2012年のこの選挙は気候変動との戦いのカギを握るものだとし、地球温暖化を作り話だと言う共和党を批判しました。もっとも、天然ガスの掘削とクリーン・コール(環境に悪影響を及ぼさない石炭利用技術)は支持しています。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「たちが悪い」のか革新派の最良の選択か? オバマ大統領の一期目を討論

    オバマ大統領が民主党の候補指名を受諾し、次の4年間の続投を狙います。彼の政治についてブラック・アジェンダ・リポートのグレン・フォードと、ジョージタウン大学教授で多数の著書を持つマイケル・エリック・ダイソンの討論をお届けします。フォードはオバマのことを、右翼の政策を取りこんで反対意見を中和してしまうので「もっとたちが悪い」と言います。一方でダイソンは、オバマは米国の政治システムの制約の範囲内で進歩的な変革をもたらすための最善かつ当然の選択だと主張します。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    2

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