ニューヨーク市の巨額の資金を騙しとったなどとして、3人のコンピューター・コンサルタントが、22日、複数の詐欺行為で有罪判決を受けました。これはニューヨーク市史上最大の汚職事件です。彼らは民間のコンサルタントで、大スキャンダルとなった7億ドルのシティタイム(CityTime)と呼ばれる給与支払会いシステムのプロジェクトから、何千万ドルもの金をキックバックとして搾取していた罪で有罪になりました。このプロジェクトの主要請負業者であるSAICは、昨年、検察官と起訴猶予合意を交わし5億ドルの罰金の支払いを強いられました。一方、SAICの経営幹部の一人が米国空軍長官の候補にあがっています。上院は近く、SAICの重役デボラ・リー・ジェームズの指名承認投票を始める予定です。ジェームスはこの汚職事件が起こった時、SAICの「企業責任」部門の責任者を務めていました。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙でこの記事を最初に暴露したデモクラシー・ナウ!の共同司会者、フアン・ゴンザレスに最新情報を伝えてもらいます。