デイリーニュース

  • 当初の結論前言撤回 司法省、ブッシュ政権の弁護士らの拷問容認容疑にお咎めなし

    スペインの裁判所はグアンタナモ米軍基地の囚人ハミド・アブダラマン・アフマドへの拷問疑惑について正式な犯罪捜査を開始しました。裁判所はジョン・ユー、ジェイ・バイビー、アルベルト・ゴンザレスを含むブッシュ政権の6人の弁護士を、アフマドと4人の他の囚人たちが受けた拷問の「筋書きを作った」と表現しました。この捜索が行われる一方では、水責めなどの拷問を正当化するメモを作り上げたユーとバイビーの職務上の違法行為について、米司法省はお咎めなしとするのではないかと報じられています。司法副長官のデビッド・マーゴリスは、バイビーとユーが、いわゆる尋問技術の向上を容認する2002年の重大なメモを作成したことで職務上の責務に反する行為を行ったという当初の結論を軟化させたと報じられています。
    dailynews date: 
    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「米国の秘密アフガニスタン刑務所」:調査で明らかになった新たな米軍拷問現場とアフガニスタンにおける虐待疑惑

    ジャーナリストのアナンド・ゴパールによる新たな調査によって、ブッシュとオバマ両政権下におけるアフガニスタンの秘密刑務所の痛ましい詳細が明らかになりました。ゴパールは、アフガニスタン国内数箇所の米軍基地あるいはアフガニスタン軍基地内にある、公表、非公表両方の施設で拘束されて虐待されたアフガニスタン人たちにインタビューしました。彼はさらに、バグラム空軍基地に赤十字でさえ入ることができないもう一つの秘密刑務所があることを明らかにしています。この刑務所は「黒い刑務所」と呼ばれ、米軍特殊部隊によって運営されていると報じられています。
    dailynews date: 
    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 『餓鬼の領分で』:バンクーバーの安全麻薬注射提供所常勤医のガボール・マテ博士が語る依存症と注意欠陥障害の生物学的かつ社会経済学的原因

    ガボール・マテ博士はカナダ・バンクーバーにあるポートランド・ホテル・ソサエティの常勤医です。バンクーバーは麻薬使用者が世界で最も多い地区の1つでもあり、同ソサエティは麻薬依存症に付随する危険を少しでも減らすことを目的とした滞在型施設を運営しています。この施設は専門家の監督の下での安全な麻薬注射の場を提供している北米で唯一の場所です。マテ博士はこれまでベストセラーを4冊刊行していて、最新の本はIn the Realm of Hungry Ghosts: Close Encounters With Addiction(『餓鬼の領分で:依存症を考える』)です。この著作で博士は、生物学的かつ政治的な原因の理解を取り入れた、依存症の新しい治療方針を提案しています。博士にはまた、注意欠陥・多動性障害に関する研究と心と体の関係についても話をしてもらいました。
    dailynews date: 
    2010/2/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 史上初 米軍上層部が同性愛公言禁止規則の撤廃を要請

    米国防総省の上層部は初めて、ゲイやレズビアンであることを公言している人々の従軍、あるいは従軍中に公言することを禁じた同性愛公言禁止(Don't ask, don't tell)政策を撤廃することを要請しました。ゲイであることを理由に除隊処分になった前陸軍情報将校アレグザンダー・ニコルソンに感想を聞きます。もう1人、Unfriendly Fire: How the Gay Ban Undermines the Military and Weakens America(『 アンフレンドリー・ファイア:いかにゲイ排除が軍とアメリカを弱体化させるか』) の著者ナサニエル・フランクからも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロバート・マクチェズニーとジョン・ニコルズ、新著『米国ジャーナリズムの生死:世界を再生するメディア革命』を語る

    イリノイ大学教授のロバート・マクチェズニーとネイション誌の記者ジョン・ニコルズという、メディア改革運動を先導する2人が、新著The Death and Life of American Journalism:The Media Revolution that Will Begin the World Again(『米国ジャーナリズムの生死:世界を再生するメディア革命』)について語ります。マクチェズニーとニコルズは、ジャーナリズムは公益とみなされるべきであり、政府は新聞や報道機関に もっと多くの補助金を出すことで米国のジャーナリズム救済を支援すべきだと主張しています。

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    dailynews date: 
    2010/2/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨークの陪審、拷問の申し立てと疑わしい証拠を無視し、パキスタン人科学者 アーフィア・シディキに有罪判決<

    ニューヨークの陪審は、2008年にアフガニスタンでの拘束中に米軍に向け発砲した事件で、米国で教育を受けたパキスタン人の神経科学者アーフィア・シディキを殺人未遂で有罪としました。米人側に負傷者は出ませんでしたが、シディキ本人は米当局の拘束中に撃たれて負傷しています。人権団体が以前から主張しているところによれば、2003年、シディキはパキスタン当局により拘束されて行方が分らなくなり、米国からの要請により尋問され拷問されていたといいます。シディキは証言の中で、米国の秘密刑務所に拘束されていたと述べました。シディキの家族の代理人であるインターナショナル・ジャスティス・ネットワークのティナ・フォスターと、シディキの事件を詳しく追ってきた独立系ジャーナリストのペトラ・バートシウィッツに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イエメン人ジャーナリストのナーセル・アラビー 米国の関与はイエメン拠点の武装過激派への健全な対応を損なわせる

    イエメンが国際的な懸念の的になっています。治安の悪さとイスラム主義過激派の拠点としてです。米政府高官は昨年クリスマスの航空機爆破未遂事件の容疑者の供述から、米国生まれのイエメン人アンワル・アウラキ師を捕まえる貴重な情報を得ていると言います。師はオバマ政権が暗殺を許可した人物です。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマトが、ドバイのガルフ・ニューズ紙とカイロのアルアフラム・ウィークリー紙に寄稿しているイエメン人ジャーナリスト、ナーセル・アラビーに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    4
  • どうしたらわれわれの民主主義を取り戻せるか? 「チェンジを望むなら議会を変えなければならない」とローレンス・レッシグ

    どうしたらわれわれの民主主義を取り戻せるか? 「チェンジを望むなら議会を変えなければならない」とローレンス・レッシグ ネイション誌のカバーストーリーで、ハーバード大学の法学教授ローレンス・レッシグが「我々の政府の中心にすでに破綻した機関が存在している。議会だ。財政の破綻ではなく(いまのところは)、政治的な破綻だ」と書いています。さらに「議会がいまのアメリカ民主主義の問題点の核心である。端的に言えば、議会を変えない限り変化はない」と言っています。

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    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    3
  • デイブ・ザイリン ニューオリンズのスーパーボウル・フィーバーとスポーツ最大の祭典の軍事化を語る

    A People’s History of Sports in the United States(『民衆の米国スポーツ史』)の著者でスポーツライターのデイブ・ザイリンは、ニューオリンズ・セインツのスーパーボウル出場がニューオリンズの人々に ──少なくとも当面は──ハリケーン・カトリーナの時以来の精神の高揚をもたらしていると言います。ザイリンはまた、同性愛者らの人権のために立ち上がったプロのスポーツ選手たちについて話してくれるとともに、スーパーボウルというお祭りが米国の軍事化の推進に使われ続けている実態にも触れています。
    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 中絶権擁護派 スーパーボウル中継で反中絶の意見広告CMを流すCBSを批判

    米プロ・フットボールの王座決定戦スーパーボウルまであと2日。1億人が視聴する試合中継は今年はCBSが行いますが、そのCBSがいまフォーカス・オン・ファミリーというキリスト教右派団体の反中絶意見広告を放映することで批判の的になっています。ここ何年もCBSやその他のネットワーク局はスーパーボウル中継で意見広告を出すことを拒絶してきました。中絶権を擁護するプランド・ペアレントフッドのセシル・リチャーズと、A People’s History of Sports in the United States(『民衆の米国スポーツ史』)の著者でスポーツライターのデイブ・ザイリンに意見を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    1

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