10日火曜日、世界中の注目を集めたオバマ大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長の歴史的な握手の傍らで、私たちはアパルトヘイトの終焉にキューバが果たした重要な役割と、カストロがネルソン・マンデラ追悼式の演説に招かれた世界的指導者5人のうちの一人であった理由を振り返ってみたいと思います。マンデラの言葉によると、キューバは「白人圧制者の不敗神話を打ち砕いた。 ... そして南アフリカの民衆に闘争心を抱かせ」ました。歴史家のピエロ・グレイジェセスは、キューバが1988年にアンゴラで[アンゴラ人民解放運動を支援して]勝利したことが、[ナミビアを実効支配してアパルトヘイト政策を施行していた]南アフリカ政府のナミビア撤退と解放につながり、南アフリカのアパルトヘイト体制の屋台骨をくじくことになったと論じます。グレイセスの新著、Visions of Freedom: Havana, Washington, Pretoria, and the Struggle for Southern Africa, 1976-1991(『自由への展望: ハバナ、ワシントン、プレトリアと南部アフリカの闘争 1976-1991年』)について話を聞き、マンデラとカストロのキューバでの会合の記録映像を流します。