フロリダ州パークランドの銃乱射事件で17人の犠牲者がでてから2週間が経ち、トランプ大統領は全米ライフル協会(NRA)および共和党の方針と決裂したようです。テレビカメラの入った2月28日の議員らとの会合でトランプ大統領は、共和党および民主党の両党の議員に対し包括的な銃規制法案を通過させるよう要請しました。同会合でトランプが共和党のパット・トーミー上院議員を「NRAを恐れている」と非難する場面もありました。会合後、NRAスポークスパーソンのジェニファー・ベイカーは「今日はテレビ受けを狙ったミーティングではありましたが、ここで話題となった銃規制案は政策としては難があり、子どもたちの安全を守るものではありません。これは錯乱した精神異常者の行動を理由にして、法を順守する一般市民を罰するものです。政治家は今回のような悲劇を将来において絶対繰り返さないような、意義のある改革を行うべきです」と語りました。ワシントンから「全米教師連盟(American Federation of Teachers)」のランディ・ワインガルテン理事長に話を聞きます。ワインガルテン理事長は28日、トランプ宛ての公開書簡で、大統領が推す教師に銃を携帯させる案になぜ反対するのかを説明しました。