50歳のエレーナ・ケイガンは、承認されれば史上最も若い連邦最高裁判事となり、同判事人事では史上4人目の女性、現職判事もこれで9人中3人が女性となります。また、これまで判事経験のない人が最高裁判事になるのはほとんど40年ぶりのことで、ケイガンの指名は、まだ裁判官としての彼女の見地がほとんど知られていないという理由で、リベラル派の中でも諾否が分かれています。またこれは、著名な法律分野のコメンテーター2人の激しい論争を呼び起こしました。ハーバード・ロースクールのローレンス・レッシグ教授と、憲法が専門の弁護士でSalon.com のブロガーでもあるグレン・グリーンウォルドの2人です。グリーンウォルドは先月デモクラシー・ナウ!に最初に出演し、ケイガンの指名に関して反対の立場を表明しました。またこの10日にはMSNBCの人気ニュース番組レイチェル・マダウ(マドウ)・ショーでもインタビューを受けました。その番組で、レイチェル・マダウ(マドウ)は彼の次にローレンス・レッシグにインタビューし、グリーンウォルドのいくつかの見解についての批判を紹介しました。結果、2人は昨日、それぞれが相手を批判するオンライン記事を執筆するに至り、ケイガン指名に関する自らの立場を堅持しています。