コチャバンバでの気候変動に関する世界民衆会議の閉幕に合わせ、今日はボリビア大統領のエボ・モラレスに話を聞きます。論題は米国のボリビア気候問題対策資金援助の打ち切り決定、麻薬密売、コチャバンバの水戦争10周年、サンクリストバルの銀鉱での抗議活動、そして環境産業と石油・天然ガス探鉱採鉱といった資源採掘産業とを同時に振興することの矛盾について、です。
22日に、民衆サミットの幹事たちは作業部会での議論を基に「各国民衆たちの協定(Agreement of the Peoples)」を発表しました。鍵となる提案には環境汚染者を訴追するための国際法廷の設立、母なる大地の権利に関する世界宣言の採択、気候変動を原因とする移民たちの保護、先住民の権利に関する国連宣言の全面的承認が挙げられます。