ワシントンDCにある米州人権委員会(IACHR)は、7年前に起きた国境警備隊員によるアナスタシオ・ヘルナンデス・ロハスの殺害とその情報隠蔽について、米国政府への調査を開始することに同意しました。ヘルナンデス・ロハスは25年間にわたってサンディエゴに居住し、5人の子供の父親になっていましたが、国境を越えて米国に戻ろうとした際に殺害されました。サンディエゴ検死局は、ヘルナンデス・ロハスの死亡を殺人と分類し、心臓発作を起こしたほか、「胸部、腹部、腰、膝、背中、唇、頭部、まぶたの打撲、5カ所の肋骨骨折、脊髄の損傷」を負っていたとしています。「南部国境地帯コミュニティ連合」(Southern Border Communities Coalition)会長で、「サンディエゴ同盟」(Alliance San Diego)人権保護担当責任者のクリスチャン・ラミレスに話を聞きます。