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2017年5月31日(水)

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  • 本日はアフガニスタンの首都カブールからライブで、同国の24時間ニュースチャンネルTOLOnewsの報道ディレクター、ロトフラ・ナジャフィザダに話を聞きます。市の中心部の大使館が並ぶ地区で31日、朝のラッシュアワーに大規模な爆弾爆発事件が起き、少なくとも80人が死亡し、350人が負傷しました。いまのところいずれのグループも犯行声明を出していません。「アフガニスタンや、おそらくシリアやイラクで攻撃が起こっても、語られるのは数字だけです。こうした状況がいつの日か変わり、ヒューマンな側面が皆さんの耳に届くようになることを願っています」とナジャフィザダは語ります。「今日起こったことは確かに悲劇であり、巨大な攻撃でした。しかしこれは、この国で起きている唯一の攻撃ではありません」。「アフガニスタン全土で、毎日、数十人のアフガニスタン人が亡くなっています。中には、現地のニュースにさえとりあげられない人びともいます。アフガニスタンでは、あまりにも多くの事件や攻撃が起きているからです」。今回の爆破は、数千人の米国人部隊をアフガニスタンに増派するという米国防総省の提案をホワイトハウスが検討している時に起こりました。

  • 最近、機密解除された国防総省の監査で、米軍は、イラクとクウェートに送った、少なくとも10億ドルに相当する兵器と軍事機器の行方を把握できずにいることが判明しました。中には攻撃用ライフル数万丁や装甲車数百台も含まれています。監査では、重複する表計算シートや手書きの領収書、移送を追跡する統合データベースの欠如など、記録作成の不首尾が明らかにされました。アムネスティ・インターナショナルの軍縮と人権担当リサーチャー、パトリック・ウィルケンは、武器の一部はイラクにあることが追跡できたと語ります。「個々の兵器を実際に追跡するのは非常に困難です。しかし我々は、『イスラム国』(ISIS)、そして、また、現在、『人民動員隊』(Popular Mobilization Units)の名の下に結集しているシーア派武装集団が兵器を配備している多くの画像や映像に目を向けています」と、ウィルケン氏は言います。「我々は、彼らがどのようなタイプの兵器を配備しているかに注目して来ました。彼らは世界中の兵器を配備していますが、その中には、米国でかなり最近、製造されたものも含まれています」

  • ある民間監視グループによると、シリア東部のISISが支配する町アル=マヤーディーンでは5月25日と26日、米国主導の空爆で、47人の子供を含む、少なくとも100人の民間人が殺害されました。米国防長官ジェームズ・マティスは、ISISとの戦いにおいて米国は「殲滅作戦」に転じると語っています。しかし米国が空爆を強化することで、代償を支払うのはシリアの民間人ではないでしょうか。調査報道サイト『インターセプト』のムルタザ・フセインはそんな疑問を投げかけます。フセインの最新の記事は、"The U.S. Has Ramped Up Airstrikes Against ISIS in Raqqa, and Syrian Civilians Are Paying the Price"(「ラッカでISISに対する空爆を強化する米国 その代償を払っているのはシリアの民間人」)です。

  • 調査報道サイト『インターセプト』が発表したばかりの衝撃的な調査は、国際的な民間警備会社「タイガースワン」が、ダコタアクセスパイプライン建設に反対する「水の保護者」を軍と同種の対テロ手段を用いた監視の目標にしていたようすを明らかにしています。タイガースワンは、米軍と米国務省の請負会社として活動を開始した会社です。同社は、総工費38億ドルのダコタアクセスパイプラインの開発会社エネルギー・トランスファー・パートナーズ(ETP)に雇われした。この調査報道は、リークされた内部文書に基づいています。文書は、タイガースワンが法執行機関といかに密接に連携して、先住民が主導する非暴力の運動を監視しターゲットとしていたかを明らかにしています。また、文書の中で、タイガースワンは何度も、「水の保護者」を「暴徒」(insurgents)、運動を「イデオロギーに駆られた暴動」と呼んでいました。インターセプトの記者で"Leaked Documents Reveal Counterterrorism Tactics Used at Standing Rock to Defeat Pipeline Insurgencies"(「流出文書で明らかに スタンディング・ロックで「パイプラインの暴動」を鎮圧するために対テロ手段が使われた」)と題する記事の共著者の一人、アリーン・ブラウンと、先住民の環境団体「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)の全国キャンペーン責任者のタラ・ホウスカに話を聞きます。ホウスカはカウチチング先住民地区(カナダ)出身で、オジブワ族に属しています。

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