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2017年5月23日(火)

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  • ニューオーリンズは最近数週間で、南北戦争時の南部連合の4体の銅像の最後のひとつを撤去しました。防弾チョッキを着て、正体を隠すために顔を覆った作業員たちが、クレーンを使って台座から銅像を撤去しました。ニューオーリンズのミッチ・ランドルー市長は、 各種の脅迫のため夜間作業と普段以上の安全対策を余儀なくされたと述べています。ホワイト・ナショナリストたちは、こうした記念碑の撤去の準備段階中に一連の抗議行動と脅迫を行いました。最も代表的な4つの南部連合の銅像は撤去されましたが、活動家たちはニューオーリンズ当局に対し、白人至上主義者たちに捧げられた同市のすべての銅像、学校名、道路標識を撤去することを求めています。「撤去せよニューオリンズ」(Take ’Em Down NOLA)の共同設立者であるマルコム・サバーに話を聞きます。

  • 大統領として初の外遊の一環としてイスラエルを2日間訪れているトランプ大統領は5月23日、ベツレヘムに到着、イスラエルとパレスチナの和平交渉のためにできることは何でもすると表明しました。一方、ヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナ人たちは5月22日、トランプのイスラエルとパレスチナの訪問に抗議し、現在イスラエルの刑務所でハンガーストライキ中のパレスチナ人の囚人たちとの団結を示すために、ゼネストを開始しました。エルサレムから最新情報を聞きましょう。「国際危機グループ」(International Crisis Group)のネイサン・スロールは、イスラエルとパレスチナどちらの双方の指導者たちも、大統領選中にイスラエルについて否定的な発言をしたトランプに何を期待できるか見極めることができないでいるとエルサレムから語ります。「それが本当にイスラエルがトランプに対して抱いている不安の中心です」とスロールは言います。「例えば米国が提案する紛争解決の枠組み、または米国が提案するイスラエルとパレスチナの交渉と詳細折衝のための枠組みといったものに仮にイスラエルが合意意しない場合、トランプはイスラエルに圧力をかけ、米国とイスラエルの関係における実質的な影響を楯に脅しにかかるかもしれないと考えているのです。」スロールは、もしトランプが彼の影響力を使うなら、「我々は過去に見たのとは全く違う、イスラエルとパレスチナの和平プロセスを目撃することになるでしょう」と主張します。

  • イギリスのマンチェスターで、米国の人気歌手アリアナ・グランデの公演の終わりにコンサート会場で起きた爆発で、少なくとも22人が死亡しました。自爆攻撃と見られるこの爆発で、さらに数十人が負傷しました。イスラム国が犯行声明を出しています。「国際危機グループ」(International Crisis Group)のシニアアナリストで、現在エルサレムにいるネイサン・スロールに、イスラエルにおける今回の攻撃の影響について話を聞きます。「今回の事件はパレスチナにとっての現状をより困難なものにするでしょう。というのも、今回のニュースが、パレスチナ人によるテロ行動と、イスラエルとの戦いで戦死した、あるいは投獄されたパレスチナ人の家族への年金の問題に目を向ける手段として使われているからです」。

  • 米国土安全保障省は5月22日、ハイチ人に対する「一時的保護民待遇」(TPS)を延長すると発表しました。これはハイチ系米国人コミュニティにとっての部分的な勝利となります。2010年に壊滅的な地震がハイチを襲った後、数万人のハイチ人がTPSを与えられました。今回の新たな延長で、彼らは当面の間、米国に合法的に住んで働き続けることができます。6カ月の猶予終了後、トランプ政権がTPSの延長を拒否すれば、最大5万5千人のハイチ人が、不安定で今も苦しむ祖国に強制的に送還される可能性があります。人権擁護運動家たちは、2016年10月にハイチの南西半島を破壊したハリケーン・マシューで、同国は依然として不安定な状態と指摘します。このハリケーンで1000人以上が死亡し、複数の村と農地が破壊されました。ハイチはさらに、地震の後で発生した壊滅的なコレラの流行に今でも苦しんでいます。ニューヨーク市45区の市議会議員ジュマネ・ウィリアムズから話を聞きます。彼の区は、米国で最も多くのハイチ人を抱える区の1つです。

  • 長い間収監されていた政治犯オスカル・ロペス・リベラの釈放を受け、ニューヨーク市の「プエルトリカン・デー・パレード」の主催者は、同パレード初の「民族的自由の英雄」としてリベラを称えることを決めました。これに対し、ニューヨークの警察署長は行事の参加を取りやめると表明しました。「誰が英雄で、誰が英雄でないかを民衆に説くのは間違っている」と、ニューヨーク市議会議員のジュマネ・ウィリアムズは言います。ロペス・リベラは1981年、プエルトリコをめぐり米国当局に共謀して抵抗しようとした扇動共謀罪を含む連邦罪で有罪判決を受けました。ビル・クリントン大統領は1999年、「プエルトリコ民族解放軍」(FALN)の16人のメンバーへの減刑を認めましたが、ロペス・リベラは仲間の活動家2人が含まれたいなかったためこれを拒否しました。その2人はその後、釈放されました。オバマ大統領は1月、オスカル・ロペス・リベラの減刑を認めました。ロペス・リべラはついに、5月初めに釈放されました。

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