デイリーニュース

  • ダシュト・エ・レリでの大虐殺指揮から8年、カルザイ大統領再選支援で軍閥アブドゥル・ラシード・ドスタムがアフガニスタンに帰国

    アフガニスタンで最も恐れられている軍人の一人が、8月20日の大統領選を前に同国に帰国しました。アブドゥル・ラシード・ドスタム将軍は、再選を目指すアフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領と同盟している軍閥の一人です。ドスタムの帰国によって、カルザイ大統領は少数民族ウズベク人の票の獲得を期待しています。少なくとも2000人のタリバン人戦争捕虜が死亡した2001年のダシュト・エ・レリでの大虐殺を彼が監督していた事実にもかかわらず、ドスタムはアフガニスタンの重要人物として返り咲きました。ドスタムは米国とも深いつながりがあり、以前はCIAから報酬を受けていました。
    dailynews date: 
    2009/8/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • テキサス州の判事を審理中 死刑執行数時間前の上訴請求を拒絶した職権乱用容疑で

    テキサス州刑事上訴裁判所の裁判長であるシャロン・ケラーがいま、死刑囚の死刑執行直前に最後に弁護団が行った上訴再審請求を拒否した不法行為で裁判にかけられています。彼女に批判的な人々からシャロン・キラー(殺し屋)と呼ばれている、シャロン・ケラー判事は、伝えられるところでは、2007年9月25 日午後5時20分に死刑囚マイケル・ウエイン・リチャーズの弁護団が行った上訴請求を「オフィスは5時に閉まった」と言って門前払いしたのです。リチャーズはその夜、薬物注射による死刑執行で死亡しました。ケラーが問われているのは5件の裁判官職権乱用罪。有罪なら判事を免職されることになります。
    dailynews date: 
    2009/8/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 死刑囚トロイ・アンソニー・デイビス 最高裁が異例の証拠審理を指示 再審の可能性

    米ジョージア州で収監中のトロイ・アンソニー・デイビス死刑囚に 関して連邦最高裁が新たな審理を指示するという異例の措置に出ました。ジョージア州の連邦地方裁判所に対し「裁判当時、収集できなかった証拠がデイビス死刑囚の明らかな無罪を証明するものかどうか、新たな証言や誓約書を受け入れ事実認定をするように」と命令したのです。 デイビスは1989年の白人警官殺害事件で有罪となりました。 しかしその裁判後に警察関係者ではなかった9人中7人の証人が証言を撤回しました。また、デイビスを犯罪現場に結びつける物的証拠は存在していません。デモクラシー・ナウ!の特別版として、今日は死刑囚監房からデイビス本人と、デイビスの15 歳の甥アントーン、弟の冤罪運動を率いる姉のマルティナ・コレイア、米国アムネスティ・インターナショナルのローラ・モイエ、そしてイノセンス・プロジェクトの常任弁護士エゼキエル・エドワーズの話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2009/8/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • アフガニスタン 暴力、不正行為疑惑、メディア検閲のさなか、国政選挙を実施

    20日、厳しい警備とタリバンからの暴力の脅迫にさらされながら、数百万のアフガニスタン人が大統領選挙および地方選挙に投票します。投票カードの売買や候補者による多額のわいろ提供が報じられるなど、政治腐敗の懸念も広まっています。アフガニスタン北部にいる独立系ジャーナリストのリック・ロウリーに話を聞き、ラジオ番組ホストで作家のソナリ・コルハトカーの分析を聞きます
    dailynews date: 
    2009/8/20(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 急進派民主党議員、公的保険オプションなしの医療保険制度改革支持を拒否

    米議会急進派連絡会代表のラウル・グリハルバ議員に医療保険制度改革議論の最新の動向について聞きます。グリハルバは、公的医療保険のオプションを含まないいかなる医療保険制度改革法案に対しても反対票を投じると脅しをかけています。また同議員は最近、米保健社会福祉省のキャスリーン・セベリウス長官に共同書簡を送り、彼女の、公的保険オプションは包括的改革の根本的要素ではない、という発言を非難しました。
    dailynews date: 
    2009/8/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • アムネスティ報告:ホンジュラス軍、セラヤ支援者を逮捕や殴打で処罰

    アムネスティ・インターナショナルは、ホンジュラス軍が、追放された大統領マヌエル・セラヤ支持者を殴打したり逮捕していると告発しています。独断的な大量逮捕と抗議者への虐待」への「深刻な懸念が深まって」いるとアムネスティは述べています。アムネスティのエスター・メイジャーと、ホンジュラスでのクーデターに対してもっと策を講じるようオバマ大統領に強く要請しているラウル・グリハルバ民主党議員に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/8/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • CIA、秘密暗殺プログラムで民間軍事会社ブラックウォーター社を使用

    ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、CIAは2004年に、アルカイダの主要工作員を捜し出し暗殺するという秘密プログラムの一部で、ブラックウォーター社から人員を雇い入れたとされています。CIAはこのプログラムに数百万ドルを費やしましたが、テロリスト容疑者を一人も捕らえることにも殺すこともできなかったとタイムズ紙は報じています。ベストセラー『ブラックウォーター:世界最強の傭兵部隊の台頭』の著者で独立系ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

    ☆ 「みんなの翻訳」のKmasuokaさんのページに全訳があります

    dailynews date: 
    2009/8/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • さまざまに影響を与えたプエルトリコ人運動組織ヤング・ローズ創設から40年

    40年前、ヤング・ローズ(Young Lords)という名の革命的コミュニティオーガナイズ(住民組織化)団体が創設されました。8月23日には40周年記念イベントが予定されています。同団体が呼びかけたのはプエルトルコ人の民族自決、各種機関や土地のコミュニティによる管理であり、全政治犯の解放とベトナムやプエルトリコなどからの米軍の撤退でした。ヤング・ローズはまた、プエルトリコの文化と歴史に対する自信と敬意を多くの人々に広めるのに画期的な役割も果たしました。その遺産は今も感じられます。その軌跡を追ったドキュメンタリー映画Palante, Siempre Palante! The Young Lords(『パランテ、常にパランテ! ザ・ヤング・ローズ』)から一部を放送しましょう。また3人のオリジナルメンバーの話もお伝えします。ルイス・ガルデン・アコスタ、ミッキー・メレンデス、そしてデモクラシー・ナウ!の共同ホスト、フアン・ゴンザレスです。
    dailynews date: 
    2009/8/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「人工芝大衆運動」:石油業界漏出メモが暴いた温暖化対策法案反対のニセ草の根大衆運動

    米国石油協会が石油各社に対し従業員や退職者、取引先などを動員して気候変動対策法案への反対デモをやらせるように依頼していることが、漏出した文書から明らかになりました。グリーンピースUSAの調査責任者カート・デイビーズに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/8/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 1968年「ミライの虐殺」、有罪の元米陸軍中尉が謝罪

    41年前に起きた男性、女性、そして子供を含むベトナムの住民500人以上を米国の軍隊が殺害した「ミライの虐殺」で、虐殺に関与した罪で有罪判決を受けた元陸軍中尉が、公の場で初めて謝罪しました。 ウィリアム・キャリーは同事件で有罪となった唯一の米兵でした。キャリーは22件の訴因で殺人罪で有罪判決を受けましたが、後にレーガン元大統領により減刑を受けました。前週、キャリーは公式の謝罪を初めて行い「あの日ミライで起こった出来事に対して自責の念を感じない日はありません」と語りました。またキャリーは、指示に従って行動していたと付け加えました。
    dailynews date: 
    2009/8/24(Mon)
    記事番号: 
    4

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