デイリーニュース

  • 独占:機密解除された文書で、ワシントン州の平和活動団体に対する軍事工作員のスパイ行為が発覚、活動仲間たちに衝撃

    新たに機密解除された文書によって、ワシントン州のステューデント・フォー・デモクラティック・ソサイエティとポート・ミリタリゼーション・レジスタンス(湾岸軍事化反対組織)の活動メンバーが、実は米軍への情報提供者だったことが明らかになりました。「ジョン・ジェイコブ」という名で知られたこの人物の本名はジョン・タウリーで、フォート・ルイス基地の軍事保護部門のメンバーでした。このスパイ事件で軍が演じた役割が違法である可能性が浮上しています。米国の民警団法では、米国内の治安維持に米軍を動員することを禁じているからです。フォート・ルイス基地は当番組のインタビューを拒否しましたが、デモクラシー・ナウ宛ての声明文の中で、基地の広報課はタウリーが軍事工作員であることを初めて公的に認めました。社会活動団体に対する政府によるスパイ行為を密着取材してきたエイリーン・クランシーは「本件は現代において最も重要な新事実の一つになるだろう」と述べています。
    dailynews date: 
    2009/7/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 70年代のチャーチ委員会による非合法スパイ活動公聴会に火をつけた内部告発者 クリストファー・パイルが語るオリンピア平和活動家への軍のスパイ問題

    ワシントン州オリンピアの平和活動グループに対する米軍のスパイ活動や組織浸透、秘密情報収集が、そのグループの活動家たちの調査によって明らかになりました。70年代にも同様の諜報活動への徹底調査が行われましたが、この問題についても本格的な調査を求める議会への圧力が強まるかもしれません。当時陸軍の内部告発者だったクリストファー・パイルの話を聞きましょう。彼は軍部が市民団体に対して広範な監視活動を行っていたことを告発し、これがチャーチ委員会公聴会を含む数多くの議会調査の引き金 となりました。チャーチ委員会では彼自身が調査員として貢献したのです。
    dailynews date: 
    2009/7/29(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ホンジュラス 米はクーデター政府高官へのビザを取り消し 国内では人権侵害が拡大

    米国はこのほどホンジュラスのクーデター政府の4人の高官のビザを取り消しました。これは国外追放されたマヌエル・セラヤ大統領が、クーデター政権への国際社会の圧力を高めるためにオバマ政権 に求めていた措置です。
    dailynews date: 
    2009/7/29(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権が移民捜査特別プログラムを拡大 移民への人種プロファイリングを助長と批判

    オバマ政権は異論の多い287(g) という捜査訓練プログラムの拡大を決めました。このプログラムは米国土安全保障省下にある移民税関捜査局(ICE)と同意書を取り交わすことで、地元警察に事実上連邦移民局員と同じ捜査権を持たせるというものです。このプログラムはこれまでも人種プロファイリングを助長し、犯罪容疑がなくても移民たちを選び出して逮捕できるものとして広く批判されてきました。ジャスティス・ストラテジーズのアールティ・シャハニと、ニューアメリカ・メディアのロベルト・ロバトに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/29(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 戦争の地獄を持ち帰る者たち:新聞の連載記事が描く、イラク帰還兵による殺人、自殺、誘拐

    コロラドスプリングスのガゼット紙に2回にわたって連載された驚異的な記事「戦争の犠牲者」は、メディアや政府関係者がほとんど触れようとしない戦争の側面、すなわち、殺人者となるよう訓練された兵士が民間人に戻ることの困難を検証しています。記事は、コロラドスプリングスのフォート・カーソンに駐屯する第2大隊第12歩兵連隊を重点的に取材しています。この部隊の帰還兵たちは、乱闘、殴打、レイプ、飲酒運転、麻薬取引、家庭内暴力、発砲、刺傷、誘拐、自殺などを引き起こしています。この陸軍部隊の殺人率は、コロラドスプリングスの殺人率の114倍にのぼります。この記事をすっぱぬいた記者に話を聞き、陸軍の反応を聞いてみましょう。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ DVD 2009年度 第4巻 「海外に広がる米軍基地」に収録

    dailynews date: 
    2009/7/30(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 独占インタビュー:追放されたホンジュラス大統領マヌエル・セラヤ、ニカラグア国境から、クーデターの黒幕、帰国への試み、米国の役割を語る

    デモクラシーナウ!独占放送で、追放されたホンジュラス大統領のマヌエル・セラヤがニカラグアとホンジュラスとの国境から、帰国への試み、クーデターの黒幕は誰か、米国の役割などについて語ります。ゼラヤは、「このクーデターを放置すれば、米国はラテンアメリカでの影響力を大幅に失うだろう。米国はその民主主義思想を推し進めることが困難になると同時に、信用を失うだろう」と語りました。また、ホンジュラス国民に向けては「彼らの人権を剥奪しようとする者への抵抗を続けるべきだ。クーデター政権は国民の尊厳を奪おうとしているが、抵抗によってそれを阻止することができる」と述べました。
    dailynews date: 
    2009/7/30(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 両親が語るジョン・ウォーカー・リンド 米支援のタリバン政府軍への参加 北部同盟による大虐殺を生き延び 米軍への引き渡し後も虐待

    ジョン・ウォーカー・リンドの両親への初の長時間インタビューです。マリリン・ウォーカーとフランク・リンドの2 人が息子のことを話してくれました。ジョンは1981年、ワシントンDCで生まれました。16歳のときにイスラム教に改宗し、1999年、彼は米国を離れてイエメンに行ってアラビア語とkuクルアーン(コーラン)を勉強しました。その後パキスタンからアフガニスタンに旅し、9/11が起きる前に、米国が支援していたタリバン政権のアフガン軍から軍事訓練を受けました。アフガニスタン内戦で北部同盟と戦うためです。2001年11月、彼は負傷し衰弱しているところを発見されます。北部同盟による大虐殺を生き残った数少ないタリバン兵の1人です。その後身柄は米軍に引き渡されました。両親には朗報と思われましたが、実際はそこでも彼は虐待にさらされました。9/11後の当時の国防長官ラムズフェルドは「手加減はいらない」と命じました。彼はこうして対テロ戦争における拘束容疑者第1号となりました。2002年1月に米国へ送還されましたが、米国人殺害の共謀罪の容疑で勾留されたままでした。彼は司法取引でタリバン軍で戦ったこと、武器を携行したことで有罪を認め、禁固20年の判決を受けました。
    dailynews date: 
    2009/7/31(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「大量破壊兵器としてのベーコン」

    極端な食品の組み合わせが流行する現代において、マクドナルドのマックグリドルやウェンディーズの「ベーコネーター」「ベーコナイズ」、果てはベーコン入りウオツカに至るまで、ベーコンは数多くの料理に使用される一般的な食材となりました。しかし、米国の独立系メディアであるインディペンデント(Indypendent)紙のアルン・グプタは、次のように述べています。「ベーコン需要の急増の背景には、政府の政策や工場方式の農場、ファストフードの流行、そしてベーコンを大量破壊兵器に変えてしまった消費者の味覚の操作などが重なり合っている」
    dailynews date: 
    2009/8/3(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 元米FDA局長が語る「過食をやめる:米国民の底なしの食欲への抑制」

    米疾病対策センターは新たな報告書の中で、肥満対策に使用される直接医療費の合計が年間約1470億ドルに上ると注意を呼びかけています。これは米国の医療費全体の9%に相当し、また、がん対策のための年間費用と比べても500億ドル以上も高い費用となります。デヴィッド・ケスラー元米食品医薬品局(FDA)局長は、食品産業が、いかにして国民の食生活を変化させ、特定の食品を拒否することができないように仕向け、そして肥満という米国で最大の健康問題を生み出すことに一役買ったのか理解するため、過去7年間を費やしてきました。米国で肥満の問題への関心が高まるなか、ケスラーに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/8/3(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ヘンリー・ワックスマン下院議員が語る医療保険制度改革、ワックスマン・マーキー気候変動法案、戦場における民間請負業者の拡大する役割

    オバマ大統領の就任以来、民主党の主要な優先立法課題のうち2つが、議会でめざましい進展をみせています。下院は6月に、米議会が初めて公式に定めた温室効果ガス削減目標を課すための、歴史的な気候変動法案を可決しました。また、数週間にわたる集中協議の結果、下院は7月31日に、米国の医療制度を変える医療保険改革法案の、9月の下院本会議での採決に道を開きました。番組では、気候変動と医療保険制度をはじめ多くの課題の議論において重要な役割を果たしてきた、議会で最も影響力のある議員の一人から時間いっぱい話を聞きます。民主党議員であるヘンリー・ワックスマンは、カリフォルニアの下院第30選挙区から35年近くにわたって選出されてきました。彼は下院エネルギー商業委員会委員長として、委員会が医療保険改革法案を可決し、議員が議会に戻る9月に本会義で採決する道を開くに至った協議を監督してきました。
    dailynews date: 
    2009/8/4(Tue)
    記事番号: 
    1

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