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2017年1月31日(火)

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  • サリー・イェーツ司法長官代理は、30日夜、ムスリムが多数を占める7つの国の市民ならびに該当国家からのすべての難民の入国を一時的に禁止するドナルド・トランプの大統領令を司法省は擁護しないと発表しましたが、その数時間後にトランプにより解雇されました。イェーツは、27年間司法省に勤めてきました。ホワイトハウスは30日夜、「サリー・イェーツ司法長官代理は米国市民の保護を意図する司法命令の執行を拒否し、司法省を裏切った」と述べた声明を発表しました。

  • 1月30日夜、トランプのムスリム追放の擁護を拒否したサリー・イェーツ司法長官代理をトランプが解雇した後、多くのニュース解説者たちが、この出来事を1973年の悪名高い「土曜日の夜の虐殺」と比べる発言をしました。リチャード・ニクソン大統領が当時の司法長官エリオット・リチャードソンにウォーターゲイト事件を調査していた特別検察官を解雇するよう命じたことで、リチャードソンと副司法長官が辞任した事件です。ニクソン時代に重要な役割を担った2人の女性に詳細を聞きます。エリザベス・ホルツマンは、元ニューヨーク選出連邦下院議員で、リチャード・ニクソン弾劾を票決した下院司法委員会の委員でした。ジル・ワイン=バンクスはウォーターゲイト特別検察官補で女性初の米軍法務責任者も務めました。

  • 米国務省の100人以上の職員が、トランプの大統領令を厳しく批判する異議申し立て覚書の草稿に署名しました。覚書の草稿のひとつには次のように書かれています。「この追放は、我々が連邦職員として遵守することを宣誓した米国憲法と米国の核心となる価値に反するものである。我々には、できる限り差別がなく、宗教を詮索したりその可能性を示すようなことのない、集団のステレオタイプではなく個人を個人としてみる、そうした移民システムを維持する特別な義務がある。」30日に異議申し立て覚書について報道されると、ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は、国務省の職員に対し、トランプの「政策」が気に入らないなら辞職すべきだと脅しをかけました。エリザベス・ホルツマンとジル・ワイン=バンクスに話を聞きます。

  • サルソール対 トランプ訴訟の話題です。米国=イスラム関係会議(Council on American-Islamic Relations)は1月30日、すべての難民の米国への入国を一時的に禁止したうえに、ムスリムが多数派を占める7カ国―イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメン―の2億1800万人の全市民の米国への入国も禁じるトランプの大統領令に挑戦する包括的な訴訟を起こしました。訴状はトランプによる追放を「ムスリム排除令」と呼んでいます。また、この大統領令は憲法に違反しており、修正第1条の宗教の自由の保護ならびに修正第5条の平等な保護の保証に違反するとしています。パレスチナ系アメリカ人活動家で原告代表のリンダ・サルソールに聞きます。サルソールは、ワシントンでのウィメンズ・マーチの議長のひとりでした。

  • 27日、ドナルド・トランプは、難民全員の米国への入国を一時的に禁止し、ムスリムが多数派の7カ国の市民を90日間、入国できなくする大統領令に署名しました。この厳しい措置により、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イェメンの2億1800万人の市民は米国への道を即座に断たれました。番組ではこのことでイラン系アメリカ人が受けている過大な影響について検証します。全米イラン系アメリカ人会議 (National Iranian American Council) のトリタ・パルシに聞きます。

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