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2017年1月27日(金)

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  • ドナルド・トランプ大統領と記者とのバトルは26日(木)、トランプの首席補佐官がメディアを反対陣営と呼んだことから激しさを増しました。ニューヨーク・タイムズ紙での珍しいインタビューの中で、トランプの首席戦略官のスティーブン・バノンは「メディアは面目を失って恥じ入るべきだ。しばらくは口をつぐんで、ただ聞いていろ」と述べました。保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の元トップだったバノンは、「これを引用してほしい。この国のメディアは反対陣営だ。この国を理解していない。なぜドナルド・トランプが米国の大統領になったのか、いまだに理解できていない」と語りました。昨年7月にバノンにインタビューを行ったサラ・ポスナー記者に話を聞きます。昨年8月にスティーブン・バノンについての記事”How Donald Trump’s New Campaign Chief Created an Online Haven for White Nationalists”(ドナルド・トランプの新選対本部長 ネット上に白人ナショナリズムの安息所を作る)をマザー・ジョーンズに寄稿してマスコミの注目を浴びました。

  • メキシコ大統領エンリケ・ペニャ・ニエトは来週予定されていたトランプ大統領との会談を、両国間の緊張が高まっていることを理由にキャンセルしました。この動きは、トランプが25日(水)に、米国とメキシコの間の国境壁を拡大する計画を発表したことを受けたものです。この費用はメキシコ側に負担させると、トランプは繰り返し主張していました。26日(水)には米大統領報道官ショーン・スパイサーが、メキシコからの全ての輸入品に20%の関税を課し、国境の壁拡大の費用に充てると発表しました。しかし、この計画に対する抗議が広がったため、スパイサーはわずか数時間後にこの発言に再び言及し、関税を課すのは「アイディアの1つに過ぎない」と訂正しています。

  • 専門家によりトランプの主張は大きな誤りだと証明されているにも関わらず、2016年の大統領選について嘘を固持し続けるトランプ大統領は、不正投票の「大掛かりな捜査」を呼びかけています。トランプは、大統領選でヒラリー・クリントン候補に得票総数で負けたのは、300万~500万人の不正投票が行われたためだ、という誤った主張をしています。トランプによれば、2008年にピュー研究所が発表した調査が、不正投票の蔓延という彼の「確信」を立証しています。しかし『ポリティコ』によると、そのようなことに言及している2008年のピュー研究所による調査は存在しません。2014年に発表された別の調査では確かに、2008年と2010年に選挙登録をした非市民が14%いるという誤った主張をしていますが、後に各方面から嘘だと証明されました。この調査につながるアンケートに携わった学者の1人ブライアン・シャフナーは、CNNの取材で、トランプはこの調査を誤って解釈していると述べ、トランプの主張は「馬鹿げていて、それらしく聞こえさえしない」と話します。先日、ワシントンポスト紙に"Trump wants to investigate purported mass voter fraud. We pre-debunked his evidence"(『トランプは大量不正投票とされるものを調査の意向 その根拠を事前に徹底粉砕』)という共著記事を寄稿したブライアン・シャフナーに、この問題について聞きます。また、アメリカ自由人権協会投票権プロジェクト責任者のデール・ホーにも話を聞きます。

  • ドナルド・トランプが大統領に就任してから一週間も経ちませんが、すでに弾劾の対象になる問題が起きていると指摘する弁護士もいます。「国民のための言論の自由」(Free Speech for People )代表ジョン・ボニファズ弁護士は、トランプ大統領は外国政府から支払いを受け取ることを禁止している合衆国憲法の条項を破っていると主張します。彼の団体は、大統領の就任直後に「いますぐトランプを弾劾」という運動を立ち上げた団体の一つです。すでに20万人を越える人々が全米各地から参加しています。

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