デイリーニュース

  • 雇用と正義を求める集会「One Nation Working Together」、集まった人々の声

    ワシントンD.C.のリンカーン記念館には2日、革新的な目標を掲げる集会に数万人の人々が参加しました。労働組合、人権団体、ゲイの権利を擁護するグループ、環境問題に取り組む団体などを含む400以上の団体が「One Nation Working Together(国をあげてともに取り組む)」運動への支持を表明しました。主催者は、集会に17万5千人もの人々が参加したと語りました。この日の中心テーマは、すべての人への雇用、正義、教育でした。集会の出資者は、ティーパーティーではなく自分たちが国民の多数を代表していることを示したいと語りました。「児童防衛基金(チルドレンズ・ディフェンス・ファンド)」の創設者で代表のマリアム・ライト・エーデルマン、聴覚障害の学生の団体を主催するコリン・ホワイテッド、米労働総同盟産別会議(AFL-CIO)の代表リチャード・トラムカらが演説をしました。
    dailynews date: 
    2010/10/4(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ハリー・ベラフォンテ「イラク・アフガン戦争は反道義的、非良心的、勝者なき闘い」

    「(イラク・アフガニスタンでの)戦争を拡大するという大統領の決定だけで、米国には330億ドルのコストがかかる」と伝説的なミュージシャンで俳優、そして活動家のハリー・ベラフォンテは、ワシントンD.C.で2日に開かれた「One Nation Working Together(国をあげてともに取り組む)」で語りました。「この予算を用いれば、ここ米国の国内に60万件の雇用を生み出すだけでなく、そのうちの数十億ドル分の予算で学校や道路、病院、それに手ごろな価格の住宅まで再建築できたのです。また負傷して帰国した大勢の退役軍人たちの生活を助けることもできるのです」
    dailynews date: 
    2010/10/4(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ルラ後任を選ぶブラジル大統領選、決選投票へ

    ブラジルは3日、大きな注目を集めている有権者数1億3500万人の大統領選の投票日でした。現職のルラ・ダシルバ大統領の後任で最有力候補のジルマ・ルセフ候補が得票数で上回ったものの、当選に必要な過半数に届きませんでした。決選投票で勝利すれば、ルセフ候補は世界で4番目の人口を有する民主主義国家であるブラジルで初めての女性大統領となります。ここ5年間、ルセフはルラ政権の官房長官を務めました。また、1960年から1970年にかけてブラジルの軍事独裁政権に対抗する武装闘争にも関与しており、3年近く拘束され拷問も受けました。
    dailynews date: 
    2010/10/4(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 人体実験の暗黒の歴史 ナチからタスキギー、プエルトリコまで

    医学史家で、Examining Tuskegee: The Infamous Syphilis Study and its Legacy(『タスキギー実験の調査:悪名高い梅毒研究とその遺産』の著者でもあるスーザン・レバビーが、米国内外で行われた人体実験の歴史について語ります。ドキュメンタリー、Deadly Deception: The Tuskegee Study(『死に至る偽り:タスキギー実験』)の抜粋も放送します。
    dailynews date: 
    2010/10/5(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 発覚:1940年代に米医師がグアテマラ人数百人に密かに梅毒感染実験

    最近明らかにされた文書で、約700人のグアテマラの兵士、囚人、売春婦、精神病患者たちがペニシリンの治療効果を調べる研究の一環として故意に梅毒と淋病に感染させられたことがわかりました。感染させられた患者たちが治癒したのか、あるいは少なくとも治療を受けることができたのかはわかっていません。この発見が発表された数時間後、オバマ大統領は、同実験を“反人道的犯罪”と呼んだグアテマラのアルバロ・コロン大統領に謝罪しました。今回のグアテマラの研究文書を発見した医学歴史家のスーザン・レバビーから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 国内テロ裁判:ハメたのかテロを防いだのか? 金を支払った情報に頼るFBIの信用性に疑問

    「国内で作られるテロ」の典型例として全米ニュースの見出しになった有名な事件、いわゆる「ニューバーグの4人」の裁判で今週、検察、弁護側が最終論告および弁論を行いました。弁護側は被告人らは連邦捜査員に陥れられたのであってテロを実行しようとしていたのではないと主張しました。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマットとビッグ・ノイズ・フィルムのジャッキー・スーヘンは数カ月にわたりニューヨークとニュージャージーのムスリム・コミュニティをまわり、このニューバーグ事件および別の2つの事件について取材してきました。その3事件とも実際にはテロ犯罪は起きていません。かつ、その3事件とも、立件は政府が金を支払った情報提供者による数百時間に及ぶ監視記録に多くを依存しているのです。今日はデモクラシー・ナウ!の特別調査を放送します。
    dailynews date: 
    2010/10/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「アメリカの欺瞞」: ネイション誌が暴露した ルー・ドブスの不法就労者への依存

    ネイション誌は、ルー・ドブスが数百万ドルすると言われている家屋敷の維持管理および、娘のために飼っている馬の世話のため、長年にわたり不法就労者に依存していたことを暴露しました。 この1年間、調査ジャーナリストのイザベル・マクドナルドは、ドブス家の工事に関わった複数の労働者を探し出し、インタビューを行ってきました。 ドブスは、移民排斥運動においてもっとも影響力のある発言をするといわれ、自分のテレビとラジオの番組を使って、米国法を破り不法就労者を使う雇い主を頻繁に批判してきました。
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 2007年のアパッチヘリ襲撃で負傷した子供を救出した元米兵が負った感情的損害

    イラク戦争の退役軍人イーサン・マコードは、2007年にバグダードでアパッチヘリコプターが12人の市民を襲撃したとき、地上にいた3人の米軍兵士の1人でした。この襲撃を撮影したビデオはウィキリークスにより公開されました。 ビデオでは、負傷した子供たちを抱いたマコードが医師の助けを求めている姿が映されています。
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「快復作戦」: アフガン戦9周年 トラウマを抱えた兵士の派兵停止を求めるキャンペーン

    アフガニスタン戦争の9周年を機に、戦争に反対するイラクとアフガニスタン退役軍人の会(Iraq and Afghanistan Veterans Against the War)は、度重なる服務によってトラウマを負った兵士の再配備中止を求めるキャンペーンの手始めに、7日、ワシントンDCで行進を行う予定です。退役軍人がこのようなキャンペーンを主導するのは初めてです。
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 現ナマ選挙: シチズンズ・ユナイテッド判決後、独立融資によるゴールドラッシュ

    カール・ローブが創設した新しい非営利団体の徹底調査を、選挙資金監視2団体が要求しています。この団体は、11月の中間選挙期間中、共和党候補者を当選させることを目的に、5000万ドル以上を使う予定です。公益擁護センター(Center for Public Integrity)の調べによると、共和・民主両党は、10かそこらの潤沢な資金を持った独立団体を抱えており、それらの団体は合計で5億ドル以上を使う予定です。 これらの団体はみな、最高裁判所が2010年に下した、企業、労働組合およびその他の利益団体が無制限に選挙広告に支出することを合法としたシティズンズ・ユナイテッド裁判の判決をうまく利用しているのです。ジャーナリストで、著作家でもある、行政監視センターのピーター・ストーンに話を聞きます
    dailynews date: 
    2010/10/7(Thu)
    記事番号: 
    1

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