デイリーニュース

  • 『ドナルド・トランプができるまで』 デイビッド・ケイ・ジョンストンが解き明かすトランプとギャングや麻薬密売人とのつながり

    本日の米レイバー・デー祝日特別番組の次の話題は、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリスト、デイビッド・ケイ・ジョンストンについてです。ジョンストンは長年、ドナルド・トランプを取材してきました。取材を始めたのは、フィラデルフィア・インクワイヤラー紙のアトランティックシティ支局長を務めていた1980年代です。その後、ニューヨークタイムズ紙でも取材を続けました。ジョンストンによるトランプの伝記が刊行されました。The Making of Donald Trump(『ドナルド・トランプができるまで』)です。

    dailynews date: 
    2016/9/5(Mon)
    記事番号: 
    2
  • クリス・ヘッジスとロバート・ライシュが討論:クリントン 第三党 資本主義 サンダース支持者の次の選択肢について

    米民主党全国大会の開催中、フアン・ゴンザレスとエイミー・グッドマンは今年の大統領選について白熱した討論を主催しました。議論したのはピュリッツァー賞に輝くジャーナリスト、クリス・ヘッジスと元労働省長官ロバート・ライシュです。ヘッジスは米「緑の党」ジル・スタインへの支持を表明しています。ライシュは予備選挙の期間中はバーニー・サンダースを支持していましたが、現在はヒラリー・クリントンを支持しています。ライシュは1993から97年まで、ビル・クリントン政権の労働長官を務めました。現在はカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を取っています。

    dailynews date: 
    2016/9/5(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 判事はムミア・アブー=ジャマルのC型肝炎治療を却下するも 刑務所内の治療体制欠落は違憲にあたると判断

    無期懲役で服役中の元ブラックパンサー党員でジャーナリストのムミア・アブー=ジャマルが求める彼の命にかかわるC型肝炎の治療を、連邦判事が却下しました。昨年、ムミアがC型肝炎治療のための抗ウイルス剤を服用できるよう訴訟を起こしたのは、彼の健康状態が重大な危機にあると診断されたのに、刑務所の係官たちが彼は投薬が必要になるほど重体ではないとして投薬を拒絶したからです。投薬すれば治癒率は95%ですが、薬代は1クール12週間分で5万5000ドルがかかります。ただし連邦判事は、ムニアの動きは棄却したものの、受刑者に関するペンシルベニア州のC肝炎の基準は憲法の基準を満たさず、患者の苦しみを長引かせる可能性があると認めました。ムミア・アブー=ジャマルの反応と彼の弁護士ボブ・ボイル、この問題を報道し続けているルネ・フェルツ記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/2(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 貧困の犯罪化 1.07ドルの小切手の不渡りの後に科せられた罰金と拘束について女性が語る

    アメリカ自由人権協会(ACLU)が「違法の債務者監獄」と呼ぶアーカンソー州のシステムについて、パン1斤の購入に1.07ドルの小切手を切っったために投獄されていた人物とともに見ていきます。彼女の小切手が不渡りになった後、どのように彼女の負債が手数料や罰金で400ドル近くまで膨れ上がったのか、また警察が彼女を拘束するために職場に2度も現れた時のことについて話します。それ以来、彼女はシャーウッド地方検察の不渡小切手部門に付きまとわれています。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」の委員長クリステン・クラーク弁護士は、この女性の経験はよくあることだと話します。

    dailynews date: 
    2016/9/2(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アーカンソー州の町が「不渡小切手」裁判を使って違法な債務者監獄を運営?

    アーカンソー州シャーウッドに住む女性が、5年前に29ドルの小切手をうっかり不渡りにしてしまったために35日間にわたり郡の刑務所に収監されました。ニッキー・ピートリーは先月、債務者監獄を運営していると非難されている裁判官によって禁固刑の判決を受けました。彼女はすでに小切手の不渡りで少なくとも7回逮捕されており、少なくとも600ドルの罰金を裁判所に支払っています。シャーウッドで運営されている現代版の債務者監獄に立ち向かうため、「法の下の公民権を求める弁護士委員会」、アメリカ自由人権協会(ACLU)および単独の国際法律事務所が訴訟を起こしました。彼女はb釈放されました。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」の主任クリステン・クラークに話を聞きます。彼女はシャーウッドの刑務所の人たちは、債務不履行で人を投獄することを禁じている昔からの法律に違反していると主張しています。

    dailynews date: 
    2016/9/2(Fri)
    記事番号: 
    2
  • コロンビアの歴史的和平協定には 女性も参画して両陣営の性犯罪が問われるべきだ

    コロンビアでは、政府と反乱軍FALC(コロンビア革命軍)のあいだに歴史的な和平協定が結ばれますが、この調印によってラテンアメリカで最も長く続く武d力紛争に終止符を打つことができるのでしょうか。「本当に強力で長続きする平和が進展するためには、やるべきことがまだまだあります。第一に、この協定はコロンビアの国民投票で承認されなければいけません」と、ゲストのマリオ・ムリーリョは話します。彼は、Colombia and the United States: War, Unrest, and Destabilization(『コロンビアと米国:戦争、混乱、不安定化』)の著者です。もう一人のゲストは、ボゴタに拠点を置くNGO「ウマナス・コロンビア」の責任者で人権、特に女性の人権を促進しているアドリア―ナ・ベンジャミーです。「コロンビアで武力紛争に参加してきた武装勢力は性犯罪も犯しています」そしてこれは取り上げられるべきですとベンジャミーは話します。

    dailynews date: 
    2016/9/2(Fri)
    記事番号: 
    1
  • オバマ政権が選挙で選ばれていない管理委員を任命したことで サンフアンで抗議デモ

    オバマ大統領は、破綻寸前のプエルトリコの財政を管理する連邦管理委員会のメンバー7人を任命しました。この連邦管理委員会は、少なくとも今後5年間プエルトリコ自治領の財政を管理し、700億ドル近い債務の再編を行います。メンバーは民主党員3人、共和党員4人から成り、プエルトリコの議会が組む予算を許可する権限を持つだけでなく、20社近い債権者との交渉も行います。8月31日、プエルトリコでは同地域の商工会議所主催の会議の会場となるホテル前に数百人の抗議者が集まり、会議に出席する銀行役員や企業幹部が通る道をふさぎました。一方「リファンド・アメリカ・プロジェクト」(ReFund America Project)の新報告書によれば、UBS、シティグループ、ゴールドマン・サックス、バークレイ・キャピタルなどの企業が、プエルトリコの古い債券の利子や手数料を支払うための借換債の発行で、2000年以来引き受け手数料だけでも16億ドルを稼いでいたことが明らかになっています。

    dailynews date: 
    2016/9/1(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ジルマ・ルセフ大統領の罷免決議は ブラジルの全民主的組織に影響するクーデター

    ブラジル上院では、ジルマ・ルセフ大統領が弾劾裁判で有罪と採択され、民主的に選出された大統領の罷免が決まりました。多くはこれをクーデターだと非難しています。決議は61対20で可決されました。ルセフ大統領は今回の弾劾には憲法上の正当性はないと主張しています。ところが意外にも、同議会は42対36でルセフの政治的権利を保持する許可を採決しました。これは彼女が将来の選挙に出馬し公職につくことを許可することを意味します。怒った野党議員は、今回の決議を覆すために「最高裁に上訴する」と断言しています。ジルマ・ルセフが罷免されたことで、13年に渡るブラジルの労働者党政権は終わりを迎え、ルセフ大統領の残りの任期2年間をミシェル・テメル大統領が務めます。非常に不人気のテメル大統領は、自身も国営石油企業ペトロブラスから不正献金を受け取った疑惑で現在、取り調べを受けています。ブラウン大学のブラジル史および文化学教授ジェームズ・グリーンに話を聞きます。グリーン教授はブラウン大学の「ブラジル・イニシャティブ」理事長です。

    dailynews date: 
    2016/9/1(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「我々の文化はヘイトに打ち勝つだろう」: トランプの移民政策演説へのアリゾナの活動家の反応

    メキシコシティから帰国して数時間後、共和党大統領候補ドナルド・トランプはアリゾナ州フェニックスで移民政策に関する重要なスピーチを行い、11月の選挙で当選した暁には、早急にメキシコとの国境沿いの巨大な壁建設に着手し、移民数百万人の国外退去処分を行うと公約しました。この熱のこもったスピーチの中で、トランプは就任後1時間以内に200万人の国外退去処分を実行すると誓いました。ワシントン・ポスト紙の分析によれば、トランプの新たな国外退去処分計画では600万人以上が即時退去の標的となります。移民正義の組織「プエンテ・アリゾナ」(Puente Arizona)のカルロス・ガルシア事務局長に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/1(Thu)
    記事番号: 
    2
  • トランプ提案の国境の壁建設計画は宣戦布告に等しい:トランプがペニャニエト大統領と会見するも メキシコ国民は激怒

    8月31日、ドナルド・トランプはメキシコシティに出向き、メキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領と会見しました。かつてトランプをヒトラーやムッソリーニと比較したペニャニエト大統領は、この会見のためにトランプ候補をメキシコに招待したことが、トランプの政治的見解を是認したものであるとして非難されています。メキシコシティを拠点とする「国際政策センター」(Center for International Policy)の「米州プログラム」(Americas Program)理事長のローラ・カールセンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/1(Thu)
    記事番号: 
    1

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