デイリーニュース

  • 屠殺場よりもひどい状況: アレッポ東部の破壊的な空爆攻撃中にも 25万人が身動き取れず

    オバマ政権は、アレッポの街に対するシリア政府軍およびロシアによる破壊的な空爆攻撃が行われたことで、ロシアとの交渉を中止すると警告しています。9月28日、東アレッポ最大規模の2つの病院が、空爆にあい閉鎖を余儀なくされました。ロシア支援によるアレッポへの空爆は、10日前に停戦が破られて以来、激化しています。潘基文国連事務総長は、アレッポは屠殺場よりもひどい状況にあると発言しました。ダマスカス郊外の東グータより、シリアの活動家オサマ・ナーサーと、エマーソン大学のシリア研究者で、シリアの草の根運動を専門とするヤーセル・ムニーフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/29(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 精神を病む人が警察沙汰になった場合 殺害される確率は16倍 との研究結果

    カリフォルニア州エルカホンのアルフレッド・オランゴは、精神を病むまたは傷害を持つ有色人種、特に男性が警察に射殺される一連の事件での最新の被害者となりました。先週、ノースカロライナ州シャーロットで、43歳の7人の子どもを持つ父親で、2015年のバイク事故で外傷性脳損傷を負ったキース・スコットが警官に射殺されました。7月には北マイアミの警官が、アフリカ系米国人の行動療法士、チャールズ・キンジーを射殺しましたが、それは26歳の自閉症患者アーノルド・リオス・ソトを狙うつもりで発砲し誤って撃ったのだ主張しています。「治療の権利擁護センター」(Treatment Advocacy Center)のジョン・スヌーク理事長に話を聞きます。スヌークは、精神を病む人が警察との接触で殺害される確率は、一般市民の16倍という結果を得た研究を共同執筆しました。

    dailynews date: 
    2016/9/29(Thu)
    記事番号: 
    3
  • サンディエゴでで丸腰の黒人男性を射殺した警官は 2015年に女性警官へのセクハラで降格処分を受けていた

    アルフレッド・オランゴを射殺したエルカホン警察の警官は、以前にも物議を醸す事件を起こしていました。この警官リチャード・ゴンサルべスは、2015年部下の女性警官に対し猥褻的な発言と露骨な性的写真を送りつけたことで、セクシュアル・ハラスメントで訴えられています。彼は巡査部長から巡査に降格されました。ゴンサルベスはその後もセクハラを止めなかったため、2016年8月に2度目の提訴をされたばかりでした。複数回裁判になっているにも関わらず、ゴンサルベスが解雇されることはありませんでした。アルフレッド・オランゴの遺族と、ゴンサルベス巡査に対してセクハラ裁判を起こしたクリスティーン・グリアー双方の弁護士を務めるダン・ギレオンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/29(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 警察が精神障害を患う丸腰のウガンダ難民を射殺したことで サンディエゴでの抗議活動が続く

    カリフォルニア州サンディエゴのエルカホン郊外で抗議運動が続いています。9月27日、精神障害を持つ兄の状態が悪化し緊急事態に陥ったため、妹が緊急電話番号911に精神病の救急隊の援助を要請したところ、警察が現れ(訳注:米国では緊急時に警察と消防・救急を呼ぶ番号が同じ)、丸腰のアフリカ系米国人男性を射殺した事件が起きた現場です。目撃者によれば、警官がテーザー銃を発射し、さらに別の警官が5度発砲したとき、被害者アルフレッド・オランゴは両手を上げていました。38歳のオランゴは2人の子どもの父親で、ウガンダ難民として20年前からサンディエゴに住んでいました。警察は28日、オランゴは銃を携帯していなかったと認めました。彼が警官に向けた物体は3インチ(8センチ弱)の電子タバコだったのです。オランゴ家の弁護士を務めるダン・ギレオンと、「アライアンス・サンディエゴ」(Alliance San Diego)のクリストファー・ライス=ウィルソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/29(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 何がトランプ支持者達を駆り立てるのか?社会学者のアーリー・ラッセル・ホークシルド 怒りと権利への哀悼

    26 日夜に行われた大統領候補者討論会の後、人種差別、性的差別、外国人排斥、さらにイスラム嫌悪への批判が高まる中、共和党の支配層や保守系新聞のドナルド・トランプ離れが続いています。今日は前バージニア州共和党上院議員のジョン・ワーナーがクリントン支持を表明するのではという報道もありました。さらにアリゾナ州最大の新聞『アリゾナ・リパブリック(The Arizona Republic)』もヒラリー・クリントン支持を表明しました。同紙は創刊以来初めて、大統領選で民主党候補を支持したことになります。社説には、「1890 年のアリゾナ・リパブリック紙の創刊以来、当紙は大統領選で共和党を差し置いて民主党候補を支持したことはなかった。一度たりとも。しかし、今年は違う」と書かれています。本日は著名な社会学者のアーリー・ラッセル・ホークシルドに話を聞きます。彼女は新著Strangers in Their Own Land: Anger and Mourning on the American Right(『自国の中の異邦人:怒りとアメリカの権利への哀悼』)』を執筆するため、この5年間の多くの時間をドナルド・トランプの熱狂的な支持者達と過ごしました。

    dailynews date: 
    2016/9/28(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 「助けを求めて電話したのに 兄を殺すなんて」: 武器を持たないアフリカ系米国人を警官が射殺

    カリフォルニア州サンディエゴ郊外のエル・カホンでは 27 日、妹が自分の兄が精神病の救急事態に瀕してるため、緊急通報用電話番号911で精神的な救急隊の援助を要請したところ、やってきた警察が丸腰のアフリカ系米国人の兄を射殺するという事件がありました。目撃者によれば、30 歳のアルフレッド・オランゴは両手を高く上げていたのに警官の一人が彼をテーザー銃で撃ち、もう一人の警官が銃で 5 回撃ったと言います。インターネットに載せられたビデオでは、アルフレッド・オランゴの妹が泣きながら警察に訴える姿が見られます。彼女は警官達に、「私は助けを求めて電話したのに、あなた方は兄を殺した」と叫んでいます。

    dailynews date: 
    2016/9/28(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ハンスト 行進 作業中止: 前代未聞の全米での刑務所ストライキが 3 週目に突入

    米国史上最大の刑務所ストライキが 3 週間目に突入しました。オルガナイザー達の話では、先週の時点でアラバマ、カリフォルニア、フロリダ、インディアナ、ルイジアナ、ミシガン、ニューヨーク、オハイオ、サウスカロライナ、そしてワシントンを含む 11 州で、少なくとも 20 カ所の刑務所で抗議が続いていると言います。投獄中の労働者組織委員会(The Incarcerated Workers Organizing Committee )は、一時約 2万人の囚人がストライキに参加していたと言います。この抗議には懲罰が与えられました。刑務所のいくつかは厳重封鎖され、囚人達は監房に監禁され、ストライキ前やストライキ中の電話の使用が禁止されました。オルガナイザー達は独房で監禁状態となりました。

    dailynews date: 
    2016/9/28(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アラバマ州の過密なホルマン刑務所での囚人達による暴動から数ヶ月 今度は看守達がストライキ

    アラバマ州の刑務所当局は、アトモア市のホルマン刑務所で看守の一団が土曜日の夜勤出勤を拒んだことを認めました。このストライキは、夏の間に看守達が安全性と混み合った刑務所環境への懸念から仕事を放棄したことから発生したものです。囚人達によれば、刑務所内では刃物による殺傷事件が日常的に起きるため、この刑務所を「屠畜場」と呼んでいるということです。収監された囚人でオルガナイザーのキネティック・ジャスティスと、「普通の人々の会」(The Ordinary People Society)創立者で会長のケネス・グラスゴー牧師から話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/28(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 討論会拡張:デモクラシー・ナウ!特番でジル・ステインがクリントン&トランプと討論 - パート2

    2大政党の候補者たちは9月26日の夜、第1回大統領候補討論会で対決しました。これは、米国史上最も待ち望まれた討論会の1つでした。このイベントに先立ち、テレビ局の経営陣は、全米で最大1億人が視聴するだろうと見ていました。それに加えてアジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ全域を含む世界中で多くの人々が番組を見ました。しかし、これらの視聴者が第3の党の候補たちを舞台の上に見ることはありませんでした。そこでデモクラシーナウ!の特別番組では、ジル・ステイン博士を招待し、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンに投げかけられた質問と同じ質問に答えてもらいます。

    dailynews date: 
    2016/9/27(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 討論会拡張:デモクラシー・ナウ!特番でジル・ステインがクリントン&トランプと「討論」- パート1

    ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンは9月26日の夜、米国史上最も待ち望まれた討論会の1つで対決しました。この討論会はロングアイランドのホフストラ大学で開催され、NBCの「ナイトリー・ニュース」(Nightly News)のキャスター、レスター・ホルトが司会を務めました。90分間のしばしば敵対的な討論の間、クリントンとトランプは、外交政策から貿易協定、個人的な体力まで、さまざまなことについて意見を戦わせました。しかし、リバタリタン党のゲーリー・ジョンソンと緑の党のジル・ステインを含む第3の党の候補者たちは、民主党と共和党によって管理されている「大統領候補討論会委員会」(Commission on Presidential Debates)によって決められた厳格な規制に沿って討論会から排除されました。大統領候補討論会の抜粋を放送し、緑の党の大統領候補、ジル・ステイン博士に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/27(Tue)
    記事番号: 
    2

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