デイリーニュース

  • エルサルバドル人の母親 再会した3歳の息子にトラウマの兆候 攻撃的な行動も

    7月18日、デモクラシー・ナウ!のローラ・ゴッテスディーナー記者が、テキサス国境で移民局員により引き離された3歳の息子マイケルと先週、再会したエルサルバドル人の母親ベルキ・イェセニア・カスティージョ=コルテスにインタビューしました。連邦政府の文書によれば、この親子は2018年5月28日に合法的通関手続地リオグランデに到着、米国への亡命を希望していました。移民局は彼らを拘束後、引き離し、ベルキをテキサスのポート・イザベル拘束センターに、3歳のマイケルは遥かニューヨークまで移送、福祉局運営の施設「アボットハウス」に収容されました「マイケルはとても攻撃的になりました」とベルキは言います。「以前はこんなではなかったのに……なによりも暴力的になったんです」

    dailynews date: 
    2018/7/20(Fri)
    記事番号: 
    3
  • シェルター収容の移民の子供たちは 精神薬を投与され ハグ禁止 体は洗面台で洗っていた

    トランプ政権が、「ゼロ容認」政策により米メキシコ国境で親から引き離された子供たちを、裁判所命令により親元に返す期限が一週間を切っています。移民擁護派によれば、連邦政府委託シェルターから解放された移民の子供の中には、かさぶたがある子や、シラミをうつされた子もいるといいます。イリノイでは、国境で親と引き離された子供を預かっていたシカゴの非営利団体「ハートランド連合」(Heartland Alliance)で、多くの子が虐待やネグレクトの被害を受けたという報告があり当局が捜査しています。調査報道センター(The Center for Investigative
    Reporting)発行のオンライン誌『リヴィール』(Reveal)のオーラ・ボガード記者に、話を聞きます。ボガード記者は、軍の委託を受けるMVMが使用する第二オフィスも移民の子供を仮住まいさせていたことを明らかにしました。そこでは子供たちは、トイレの洗面台で体を洗っていました。

    dailynews date: 
    2018/7/20(Fri)
    記事番号: 
    2
  • エチオピアとエリトリアが20年の戦争を終結する条約に署名 拘束中政治犯の釈放はあるのか?

    20年に亘る「戦争状態」で7万人が死亡し、数千家族が引き離されたエチオピアとエリトリアの紛争が歴史的和平条約に漕ぎ着けました。イギリスのキール大学法学部で教鞭を取るエチオピア人作家アウォル・アロと、エリトリア人権活動家のヴァネッサ・ベルハに話を聞きます。ベルハは、2001年に行われた表現の自由弾圧中に拘束されたおじでフォト・ジャーナリスト、セユム・ツェハイエの解放を求める運動「いつの日かセユム(One
    Day Seyoum)」を立ち上げました。

    dailynews date: 
    2018/7/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • PBSのイエメン報道:数百万人が飢餓に直面する中 米国製爆弾が民間人を殺害

    人道的危機がつづくイエメンでは、現地での取材が非常に困難になっています。これは米国が支援するサウジ先導の連合軍による空爆で、首都サナアやその他の地域が破壊されているため、これらの地域へのアクセスには障害が多いからです。本日はイエメン北部に自らもぐりこみ広範囲に渡る飢饉や惨状を取材したジャーナリストに話を聞きます。彼女は米公共放送局PBSの番組『PBSニュースアワー』で独占3部シリーズを制作しました。

    dailynews date: 
    2018/7/19(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 活動家やジャーナリスト弾圧で混乱するパキスタン選挙 投票前に自爆テロで犠牲者

    パキスタンでは来週、選挙が行われる予定ですが、テロ攻撃で死者が出、活動家およびジャーナリストへの弾圧が行われ、軍が広範囲の介入を行っていると非難されるなど、すでに問題が続出しています。7月13日には南西部のバロチスタンで行われた選挙運動の集会で大型の自爆テロが起こり149人が犠牲となりました。数時間後、ナワーズ・シャリフ元大統領と娘のマリヤムが、「パキスタン・ムスリム連盟ナワーズ・シャリーフ派」党の選挙運動を盛り上げるためにロンドンから帰国しましたが、ラホール空港で逮捕されました。パキスタンのラホールから、ジャーナリストで作家、パキスタンの有名テレビ局のひとつで政治的トークショーの司会者で製作総指揮も務めるムニゼエ・ジャハンギアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エリック・ガーナーが警察官の締め殺されて4年 警察の責任をいまなお問う家族

    17日で、エリック・ガーナーが殺害されて4年目となります。4年前のこの日、ニューヨーク市警の白人警察官がガーナーを地面に倒し、身動きできなくしたうえ、腕で首を締める締め技を加え死に至らせました。この間ガーナーは、「息ができない」と11回訴えました。この事件は携帯電話のカメラで撮影され、大規模な抗議活動を引き起こしました。ニューヨーク市警は16日、司法省が8月31日までに刑事訴追を発表しなければ、長期にわたって遅延されてきた内部懲戒手続きを開始する予定であると発表しました。致命的な締め技を加えた警察官ダニエル・パンタレオはニューヨーク市警で有給の事務の仕事を続けており、ガーナーの死後何回も昇給しています。ガーナーの母、グウェン・カーは今週開かれた記者会見で正義を訴え、本日はスタジオで番組に参加します。間もなく出版される彼女の回顧録は、This Stops Today: Eric Garner’s Mother Seeks Justice After Losing Her Son(『今日これを止める:息子を亡くした後、正義を求めるエリック・ガーナーの母』)です。

    dailynews date: 
    2018/7/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • マンデラの100回目の誕生日に際し マンデラの人種差別のない民主主義構想について ジェシー・ジャクソン師が回顧

    7月18日は、おそらく世界で最も有名な元政治囚、ネルソン・マンデラの100回目の誕生日です。マンデラは南アフリカで27年間獄中につながれた後、1990年に釈放されました。それから4年後には、同国初の黒人大統領に選出されました。バラク・オバマ前米大統領は17日、ヨハネスブルグでのマンデラ生誕100年記念イベントにおいて、大統領退任後初めての本格的な演説を行い、明らかにトランプ大統領に向けてとわかる批判を行ないました。マンデラの親しい友だったジェシー・ジャクソン師から話を聞きました。公民権活動の指導者であり、レインボー/プッシュ連合(Rainbow/PUSH Coalition)の創設者兼代表です。ジャクソンは、最近の米露トップ会談についても言及し、間もなく行われる韓国への平和使節についても語りました。

    dailynews date: 
    2018/7/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニカラグアの政治危機と暴力による死 カミーロ・メヒア対ジュリオ・マルティネス・エルスバーグが討論

    ニカラグアの政治的危機が高まり始めてからまもなく3カ月目に入ります。国連人権高等弁務官によれば、反政府抗議活動関連の死者数は300人に近づいており、反政府派、政府擁護派の双方が、誘拐や殺害も含む暴力で非難を受けています。本日は、フリオ・マルティネス・エルスバーグとカミーロ・メヒアのディベートを行ないます。エルスバーグは、ニカラグア政府に反対する主要な学生運動の一つの顧問を任じており、メヒアは、イラク戦争に反対し抵抗したニカラグア系アメリカ人の元兵士として知られ、高名なサンディニスタ党員歌手カルロス・メヒア・ゴドイの息子です。

    dailynews date: 
    2018/7/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ブーツ・ライリーのディストピアな風刺映画『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』は労働者のための反資本主義的スローガン

    奴隷労働で数百万ドルを稼いでいる邪悪なテレマーケティング企業と、その只中 におかれ、人類すべてを脅かす秘密を発見するオークランドの男。ブーツ・ライリーの『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』は、今夏最高の映画の1つと評価されているディストピアな社会風刺です。この映画の出演俳優には、ラキース・スタンフィールド、テッサ・トンプソン、アーミー・ハマー、テリー・クルーズ、そしてダニー・グローバーが名を連ねています。絶賛されているこの映画の脚本と監督を務めたブーツ・ライリーに話を聞きます。彼は、詩人、ラッパー、ソングライター、プロデューサー、脚本家、ユーモア作家、政治活動家、コミュニティ活動家、講師、講演者で、ストリート・スウィーパー・ソーシャル・クラブというバンドのリードボーカルとして有名です。

    dailynews date: 
    2018/7/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • カトリーナ・バンデンヒューベル:ロシアについて報じるときに我々には「息苦しい合意」ではなく「妥協のない討論」が必要

    トランプ大統領は7月16日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とのヘルシンキでの会談後、2016年の大統領選へのロシアの介入疑惑の捜査をめぐって自国の諜報機関に対し暴言を吐き、議員と報道機関から党派を超えた批判を浴びました。ネイション誌の編集者で出版者であるカトリーナ・バンデンヒューベルは、トランプとプーチンの記者会見を「奇妙で現実離れしている」としながらも、メディアの反応は焦点が定まっていないとし、「みんな立ち位置を見失っているように思える」と話します。

    dailynews date: 
    2018/7/17(Tue)
    記事番号: 
    2

Pages