米国から指名手配を受けている麻薬王クリストファー“ドゥドゥス” コーク逮捕に向けての捜索が続くジャマイカで死者数が増え続けています。治安部隊とコーク側の武装勢力との衝突で、ジャマイカ警察はこれまでに73人の死者を確認しました。その大半が民間人とのことです。人権団体は治安部隊による不法な殺害が行われている恐れもあるのではないかと疑問を募らせています。首都キングストンにあるジャマイカンズ・フォー・ジャスティスのキャロリン・ゴメスと、ロンドン大学のキングスカレッジ教授で作家のベンジャミン・ボウリングに話を聞きます。ボウリングは「キングストンの混乱状態は米国主導のコカイン禁制の失敗の兆候だ」と書いています。